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最初に一緒に暮らした猫は、 とても猫らしい猫だった。 絶対にドタドタなんて歩かない、 とても静かな猫だった。 なのに私は、 彼女のそっと階段を上ってくる足音で 夜中に目を覚ましたことがある。 子供の頃は眠りが浅かったのか、 そんな些細な音でも起きてしまった。 ここでは些細なことを気まぐれに書く。 聞こえても聞こえなくても どちらでも良いようなことを。 “猫の足音”のような...。
投稿者 mamiko : 03:02