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2004年03月03日
責務
ふぎゃ〜あ〜おぅ〜っ!!
月夜に轟く猫の叫び声。
私は急いでアトリエの外へ出る。
コゲ(愛猫♀)も一緒に走り出る。
アトリエの前で、
黒仮面猫(近所の飼い猫)と
レッサーパンダ猫(野良猫2/24参照)が
向かい合って唸り合っている。
コゲは遠巻きに見ている。
この界隈の猫的政治状況を
常に把握していたいのだ。
私はすかさずデジカメで激写。
そして喧嘩を止める。
なぜかというと、
猫の喧嘩=耳障りな大きな変な声
→猫嫌いの人の癇にさわるからだ。
残念ながら猫を苦手とする人は結構多い。
ただでさえ嫌いなのに、
喧嘩の声なんか聞いたら余計に嫌う。
そうなると、
おとなしい可愛い猫の評判も落ちる。
だから私は世界中の猫の評判の為に、
この猫たちの喧嘩を止める。
すると向かいの家からも若い女性が
パジャマ姿のまま飛び出してきた。
彼女の家の猫ではないのだが、
私を見てお互い小さくお辞儀をかわすと、
彼女も猫の喧嘩を止めにかかった。
今日のところはこの責務を彼女に任せ、
私はコゲを抱いてアトリエに戻った。
投稿者 mamiko : 02:40