2004年06月18日
気になるコマーシャル
あるテレビコマーシャルを見ると、
いつも首を傾げてしまう。
商品は赤ちゃんの「紙おむつ」だ。
お母さんと幼児と赤ん坊が、
スーパーマーケットの棚の前にいて、
紙おむつを見ている。
お母さんが70枚入りのパックを
「安いからこっち」と手に取ると、
幼児が商品パッケージを指差しながら、
「69、70、80たす4!」と言う。
「え、84枚?意外と安いじゃない」
とその商品をカゴに入れるのだ。
ここで、一つ首を傾げる。
その商品は80+4枚と表示。
隣の別商品は70枚と書いてあるが、
幼児はどこを指差して「69」と言ったのか?
ここはまあいいとして、
問題はコマーシャルの最後だ。
よく、商品の応募マークを送ると
プレゼントが当たるという懸賞がある。
私は子供の頃、お菓子の懸賞で、
チョコがクルクル巻き付いたような
そのお菓子とがお揃い模様の
カラーペン5色セットが当たって嬉しかった。
しかしこのプレゼントは何と、
この紙おむつが1年分も当たる。
テレビ画面にも
山盛りの紙おむつパックが映っていた。
コマーシャルしている商品そのものだ。
消耗品だし確かに便利だろう。
でも何か間違っていないだろうか?
一年分の紙おむつはかなり嵩張り、
置く場所に困りそうだ。
赤ちゃんがもうすぐおむつ卒業だったら、
この先買わなくて済んでしまうかもしれない。
となると少子社会の中、
貴重な消費者を減らすわけだ。
プレゼントはせいぜい2パックくらいにして、
当選者を多く設定すれば、
愛用者も増え、良い宣伝効果になるのでは?
(後日談)
あまりにも不思議に思ったので、
このプレゼントについて調べてみた。
プレゼントは抽選で100名に当たる。
そして発送は1年分ではなく、
2ヶ月ごとに4パックずつ送ってくれる。
合計6回発送してくれるのだ。
これならそんなに嵩張らない。
そして、途中でサイズをMからLに
変更も可能と書いてあった。
なんて親切なのだろう。
投稿者 mamiko : 23:54