日記 猫の足音

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2004年08月20日

金縛りと悪夢

夜中にサッカーの試合を観ていたら睡魔に襲われた。
ハーフタイムの間だけ休もうとベッドに横になった。
後半戦までの10分くらい気持ちよくウトウト。
そろそろ後半戦が始まるから起きよう。

ところが、起きようとするが身体が動かない。
あ〜しまった...金縛りになりかけてる。
指の先からちょっとずつ動かす。
背中に重い物が乗っかって、腕に鳥肌が立っている気がする。
怖い物を見たら嫌なので(見たことはないけれど)、
目をぎゅっと瞑ったまま少しずつ動く。

居間からはサッカーの後半戦が始まった音がしている。
やっと起きあがって居間に向かう。
夫の横に座る。
がしかし、テレビ画面にサッカーが映っていない。
グレーの画面の左上に“ビデオ”と文字が光っている。

そこで目が覚める。
あれっ?まだベッドにいる。
また、動けない...。
何だか先程より更に身体が重い。
なんとかかんとか起きあがり、這いずるように居間に向かう。
またテレビ画面が変だ...違う。
薄暗い画面に外国のドラマみたいなものが映っている。

そこでまた目が覚める。
今のも夢か。
もう一度がんばって起きあがり居間へ。
しかし、まだあのドラマの映像??
サッカーの試合の音がしているのに。

またもや目が覚める。
今度こそ起きるぞ。
なんだか目が開かない。
ベッドの側の棚に手をかけ触りながら行く。
こんなにこの棚は長かったっけ?
また騙されてる。
これは夢だ。

ほら目が覚めた。
やっぱり夢だった。
今度はトイレの方に向かってみる。
なんだか家中が暗い。
トイレの扉を開ける。
目が開かない。
自分の瞼を手でこじ開けるが、トイレも暗い。

そしてまた目が覚める.....。

こんな事を延々くり返し、8回目の目覚め。
やはり重たい身体を動かして居間に向かう。
半信半疑でテレビ画面を確認。
サッカーは後半戦が始まって3分以上が経っていた。
どうやら現実のようだ。
「8回目でやっと起きられた」と苦労を夫に告げるが、
「?」と言う顔をされてしまった。
やっとの思いで起きて来たのに。

投稿者 mamiko : 16:24