日記 猫の足音

« 「レモンの月夜」 | メイン | 「コルク人形アートミュージアム」 »

2005年02月28日

寒いのに

先日の寒い雪の深夜。
その後どうしたかというと、
猫姉弟を抱えて住居へ移動。

温熱パネルの前に連れてきて、
「ほうら、暖かいでしょ?」
と言って抱っこしていると、
ゴロゴロいっているのだけれど、
やはり落ち着かない。
私の心をよそに猫たちは、
「外へ出たい」とニャーンニャーン。
玄関ドアの前で外を向いて座る。
「出たいんですけど」と
何度も振り返る。
仕方なく開けてあげる。

猫たちはタタターッと階段を下りていく。
雪の中へ。
そしてチビトムは、
軒下の段ボール箱に飛び込む。
コゲはしばらくウロウロ見回り。
私は複雑な気持ちで、
使い捨てカイロを彼らの部屋へ入れ、
すごすごと寂しく戻った。

小説推理4月号表紙
「レモンの月夜」
suiri05,4.jpg

投稿者 mamiko : 23:54