日記 猫の足音

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2005年09月11日

低気圧で読書

昨日は一日中怠くて、
猫みたいに一日の8割方横になって過ごした。
怠い、眠い、頭痛、目が痛い、熱っぽい、
立ちくらみ…まできたので、
もしや?と天気予報を見ると衛星画像は、
沖縄辺りに渦巻き雲がグルグルしている。
低気圧が日本大陸に接近すると
どうも私の体調は狂うようだ。
雲が関東に来る頃には、
大抵けろっと治っている。
というか、関東に向かってなくても、
沖縄を通るとおかしくなるから困ったものだ。

しかし他の仕事を一切諦めたおかげで、
ずっと読む時間がなく枕元に置いてあった、
友人の吉田篤弘さんの小説「百鼠」を完読。
時間が無いのもあるのだけれど、
私は恐ろしく読むのが遅いので、
「一角獣」「百鼠」「到来」の3つの物語中、
一つ目まででストップしていたのだ。
ネタバレになってしまうので
内容については書きませんが、
特にタイトルにもなっている「百鼠」は、
改めて吉田さんの視点に感心してしまう物語だった。
hyakunezumi.jpg
「百鼠」吉田篤弘 著
筑摩書房/1575円

今日は先程から少し体調がマシになってきた。
どうやら低気圧の進行方向が
私の体調不良圏外にそれたらしい。
eiseigazou.jpg
11日20時の衛星画像

投稿者 mamiko : 20:47