« 疑似類 | メイン | 超猫展vol.2 »
2006年07月24日
本能
ある日の夜、
「フンヌー、ンヌー」という
聞き慣れない妙な声で鳴きながら
コゲが帰って来た。
しかし家に入らずにウロウロ。
よく見ると何か口にくわえている。
口が開かないから変な鳴き方だったのか。
どうやら何か捕まえたご様子。
うーん嫌だなあ…子ネズミです。
得意気に地面に置いたので、
子猫を持つように首根っこをそっと持って
すかさず奪いました。
獲物はぐったりして動きません。
体長5〜6cmくらいの
かなり小さくて茶色い可愛いやつです。
外傷はないですが、もうすでにお亡くなりに…。
虫だったら放っておくのですが、
ほ乳類系だとそうもいかない。
踏んだら嫌だし、腐ったら嫌だし。
テッシュペーパーで包んで土に埋めた。
猫の本能なので仕方ないのです。
どうか恨まないでね、子ネズミちゃん。
「あれ?なくなっちゃった…」と、
コゲはきょとんとしていた。
今やネズミと遭遇する猫も少ない世の中。
猫とネズミの関係もどうなのかと思う。
生後1ヶ月の頃に片目を失ったコゲですが、
動体視力は見事なもの。
コゲは機敏な猫らしい猫なのです。
投稿者 mamiko : 19:41