日記 猫の足音

« オネコサマ | メイン | ふたりの距離 »

2007年11月12日

カメの災難

妹の家にはリクガメ(インドホシガメ)の
ネロが居ます。
まだ手のひらサイズのコガメです。
ネロと飼い主の妹夫婦は、
ある動物病院の悪徳医師によって、
9月末にひどい目に遭いました。
嘘の診断に必要のない手術。
そして多額の治療費を払わされました。
一晩で12万円!

詳しくはこちらのサイトへ
(被害・判決内容の「9/28リクガメ」)

この病院では同じ手口でたくさんの被害者が
出ていました。
ネロは殺されずに戻ってこれたから、
「不幸中の幸いだね」と話していましたが、
その後しばらくしてネロは体調を崩しました。
高温多湿地方のカメなのに寒い所に置かれ、
また嘘手術の傷からばい菌が入ったのか、
しばらくすると肺炎を起こしました。
そして10月の半ばから2週間以上の入院。
ようやく回復して先週退院できたのです。

ちなみにその後かかった普通の病院では、
切られた箇所の消毒治療と縫合、
肺炎の治療、検査、入院費、全て合わせても、
悪徳医師にとられた一晩の代金より
数万円も安かったそうです…。

先日その問題の悪徳医師が、
逮捕されたというニュースが報道されました。
ある飼い主さんへの暴力傷害罪でした。
ちゃんと隅々まで調べて、
偽証詐欺罪、誘拐罪、恐喝罪、動物虐待罪…
もっとあるかもしれないけれど、
きちんと裁いてほしいです。
二度と動物に手を出せないように。

nero_food.jpg
元気になったネロ
貝殻のお皿でカメフードの食事中。

nero_house.jpg
ジュエリー作家の妹は、
古い店頭用ショーケースを利用して、
カメの部屋にしています。

投稿者 mamiko : 22:50