2009年03月07日
「刻の余韻」イワナミクミコ作品展
昨日は友人岩波さんの写真展に。
目白にある古民家でひっそり開催されていた。
岩波さんは優しいお姉さん的友人。
私がイラストレーターのアシスタントをしていた頃、
一緒に並んで色塗りをしていた。
現在、うすはりグラスで有名な松徳硝子で、
企画担当としてお努め。
他に写真ワークショップの企画運営をされている。
いつも人の後押しをしてきた人が、
初めて自分の個展を開いた。
硝子工場の片隅に落ちていた吹き硝子の欠片が、
美しい作品になっていた。
硝子は冷たい氷柱のようでもあり、
軟らかい水飴のようでもあり、
虫とか花とか何かの形のようでもあり…、
この作品は鳥の足に見えます。
古民家の庭には、丸いテーブル、左奥の石灯籠。
廊下から見た庭の雰囲気が、
少し前に壊された祖母の家とそっくりだった。
写真のテーマにちなんで作られたという
和菓子をいただいてきました。
ひし餅の色で餡は桜味。
そのお庭には猫が住んでいて、
お菓子を食べながらゆっくりしていたら、
しっぽの短い黒猫が箱からもそーっと出て来て、
ちょっとカリカリを食べてこちらをチラッと見て、
また箱にもそーっと入った。
「刻の余韻」イワナミクミコ作品展
■日時:3月4日(水)〜3月10日(火)会期中無休
12:00〜20:00(最終日17:00まで)
■場所:ゆうど 新宿区下落合3-20-21
(最寄駅はJR山手線目白駅)
会期中、抹茶と和菓子をお出しする
カフェ「時匙」をオープン
投稿者 mamiko : 21:38