日記 猫の足音

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2009年09月11日

ケセランパサラン

「ケセランパサランに似てるね」
と言われた事がある。

ケセランパサランとは、
白くてフワフワと漂っている、
謎の生物である。
実態はハッキリしない…

keseran_1.jpg
小動物が補食された後に残った毛皮の
皮膚の部分が縮まり、
毛を外側にして丸まったもの説。

keseran_2.jpg
植物の種子(綿毛)説。
ケセランパサランとして捕獲されているのは、
この系統が多い。

keseran_3.jpg
雪虫(ワタムシ)説。
群れで飛ぶと雪みたいなのだそう。
アブラムシの仲間なので害虫。

keseran_4.jpg
オーケン石 (ラビット・テール)説。
針状結晶が放射状集合体となったものらしいが、
あまり解明されていない鉱石。
石なのにふわふわして柔らかい触り心地。
希少価値があり、
手にした者には幸せが訪れると云われている。

こんな風に正体はいろいろ。
云い伝え、 精霊、妖怪のたぐい?
捕まえると幸福になるとか云う。
捕獲したら桐の箱に入れて、
おしろいをあたえるのだとか(ペット?)

似てると言われても、
顔も性格も定かでないものです。
ただその場に居た人たち全員が、
「うんうん、似てる!」
と納得していたのはどういうことなのか……。
小さくて白っぽくて丸いからか。

そう言えば昔、祖母が、
新聞に載っていたオコジョの写真を
「これ、真美ちゃんに似てるでしょ」
と切り抜いてわざわざ額に入れていた。
冬毛の白いオコジョだった。
okojo.jpg

投稿者 mamiko : 21:58