日記 猫の足音

« 箱 | メイン | ブラインド »

2004年02月20日

端っこ旅

人も猫も端に寄るのが落ち着く。
電車の席は端からうまっていく。
でもあまり端っこばかりだと、
大変なときもある。

先日、両親とスキー旅行に行った。
新幹線の車両が1両目だった。
上野駅の長いホームを旅行カバンを持ち、
ほぼホーム一本分歩いて、
汗だくになってやっとその車両に着いた。

座席も端っこだった。
トイレに行く人、電話する人、車内販売、
途中の駅で乗ってくる人…。
自動ドアが開いたり閉まったり、
まったく落ち着かない。

ホテルに着くと、
チェックアウトのラッシュ時間だった。
何回も訪れているホテルなので、
鍵をもらって勝手に部屋を探す。
ところが…なかなか見つからない。
迷って迷ってやっとたどり着いた。

ロビーを通り抜けて奥の右側の入口に入り、
客室のある狭い廊下を通り抜け、
奥のエレベーターに乗る。
このエレベーターの矢印は斜め下になっている。
ドアが閉まると横に斜め下方向に動くエレベーター。
下ったのになぜか4Fという所に着く。
そしてついた先でさらにエレベーターに乗り、
2Fへ下りる。
そして長い長い廊下を最後まで歩いた、
一番端の部屋が私たちの部屋だった。

山の斜面に建て増したので、
こんなことになったのだろう。

スキーをするにも、食事するにも、温泉に行くにも、
売店に行くにもこれを往復する。
旅先ではつい食べてしまい体重が増えるが、
おかげで今回は太らなかった。

写真は2台目のエレベーターを
降りたところから見た廊下。
奥の人影は部屋に入ろうとする母。

1077252111_188x250.jpg

投稿者 mamiko : 01:43