日記 猫の足音

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2004年05月19日

ビワ解禁日

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昨日は朝から
カラスがわんさかやって来た。
一番大きいビワの木から実をくわえて持ってきて、
付近の屋根や電線やアンテナの上で食べる。

身体の大きなハシブトガラスも、
ややスマートなハシボソガラスもいる。
カアカアカーア。
ガアガアガーア。
だみ声のカラスもいる。
あっち向いたり、こっち向いたり、
忙しなく大騒ぎしながら、
食べては鳴き、飛んでは鳴き。
バサバサバサバサ...と羽ばたき音。
時折カコーンと種を落とす音が響く。

かなりうるさい。
黙って食べられないのだろうか...?

カラスの大騒ぎにつられて、
屋根の上に黒仮面猫(近所の猫)が出てきた。
ちょっとカラスを狙ってみたが、
カラスの方は猫を挑発するように
チョンチョンと飛び跳ねて近づき、
猫が身構えると、
さっさと飛んで行ってしまった。
カラスの方が一枚上手だ。

昼過ぎ、雨が降る少し前に、
カラスたちは皆居なくなった。

カラスたちが去った後には、
囓りかけのビワの実や種が、
道端にポロポロ落ちていた。
ビワの実はまだ薄い黄色だ。
美味しかったのだろうか?

投稿者 mamiko : 04:49