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2004年11月23日
猫ふんじゃった
たくさんの荷物を持ち、
後ろ手にアトリエのドアを閉めたら、
「ウギャッ!フーッ!」
と抗議の声を発しながら、
チビトムが走って行った。
ドアは、チビトムのしっぽを挟んで
跳ね返って閉まらなかった。
「ごめんねー」
と近寄ると怒った顔で避ける。
チビトムに限らず、
わりとよく猫とこんなやり取りを交わす。
歩いていてコゲの足を踏んだり、
階段を下りていて、トトコの手を踏んだり。
歩いている足元をウロウロするから、
踏んでしまうのだ。
猫達は一瞬何事かと思うような、
大きな声を上げて逃げていく。
確かに痛いと思う。
可哀想だと思うから、ちゃんと謝る。
けれどもしばらくは、
怒って口もきいてくれない。
私は生まれてこの方、
カタツムリを3回踏んでしまったことがある。
カシャッとはかなくも悲しい音がして、
その後、嫌な罪悪感にさいなまれる。
カタツムリは素早く動けないから、仕方ない。
こちらが一方的に悪いのだ。
しかし、猫は人間より反射神経でずっと上回る。
猫がサッと避けてくれれば良いのではないか?
無防備すぎる。
もうちょっと注意してほしい。
投稿者 mamiko : 02:17