日記 猫の足音

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2004年11月25日

誕生日にまつわる話

今年も誕生日が来た。
夫と私の。

生年月日がたまたま一緒だった。
なにかこれで便利なことがあるかと言えば、
憶えやすいというくらいだ。
よく何かの暗証番号に
相手の誕生日を捩ったものを使うが、
そういう手が使えないので、
ちょっと不便だったりする。
クリスマスが誕生日の人は、
プレゼントがまとまってしまいつまらないと
聞いたことがある。
私の場合は、
自分の誕生日だが、プレゼントを用意する。

知り合ったばかりの友人に
2人の誕生日を聞かれたりすると面白い。
たいていの場合、
「え、同じ誕生日なの!運命だねぇ!
じゃあ血液型は?...え、血液型も一緒なのぉ!!」
という反応。
その後、なぜか羨ましそうにされる。
たまに、
「なにそれ、キモチワルーイ!」
という否定的な反応。
その場合は、
「前世で、離ればなれになった双子だったのかも...」
とか言っておく。

国民健康保険証が今年から
一人一枚ずつに変わったので便利になったが、
あれが1世帯で1枚だったときのこと。
2人して別のことで診察を受けに、
近所の病院に行った。
帰りにそれぞれの薬を受け取りに薬局へ。

待っていると、
パソコンにデータを打っていた受付の人が、
「あれっ?これ間違ってますね」と言う。
誕生日が同じになってるから間違いだというのだ。
「あ、一緒なんです」と答えたら、
「あ、ご兄姉ですか」と、納得している。
一緒の家に住み生年月日が同じ=双子の兄妹(姉弟)
ということなのだ。
夫婦は連れ添っていると雰囲気が似るという。
二卵性双子くらいに見えるのかもしれない。
「いえ、夫婦で偶然に一緒なんです...」
悪いことは何一つしていないのに、
妙に気まずい雰囲気になってしまった。

imadojinja-manekineko.jpg
東京浅草・今戸神社の縁結び招き猫。
左のブチ柄の方が雄猫だそう。
この猫達だって同じ誕生日だ。

投稿者 mamiko : 00:29