日記 猫の足音

« 「地震とドジョウ」 | メイン | 「超猫-猫をテーマとした9人の作家展-」 »

2005年07月26日

さよなら、金魚

地震の次の日のこと。
金魚のシロミちゃん(更紗コメット)が、
急死した。死因は謎。

先月仲良しのアカミ君が他界したばかり。
同じように動かなくなって浮いていた。
去年一度ウロコの病気になったものの、
その後回復してからは元気だった。
我が家の水槽のビジュアル担当だったのに。
ヒラヒラした金魚のいなくなった水槽は、
とても地味になってしまった。

そして、事件は起きた。
そのシロミちゃんが死んだ次の日(昨日)。
外出から帰って来て、水槽を覗いた。
……?!
前日すっかり地味になった水槽が、
もっと地味になっているのだった。
赤い色が見当たらないのだ。

恐る恐る周りを見渡す。
床に落ちている茜ちゃん(和金)を発見。
おーちゃん(ドジョウ)の時とは違い、
すでに事切れていた。
もう数時間が経っているようだった。
ショックを受けながら茜ちゃんを拾い、
雨の中で埋葬した。

シロミちゃんが死んだ次の日に
水槽から飛び出すなんて、後追い…?
いやしかし、
茜ちゃんはそんな愁傷な性格ではなかった。
最初に捨てられていたとき(注*)一緒に居た、
おとなしい琉金を小突き殺した前科あり。
その後、更紗コメットたちと合流してからも、
あまりに凶暴なので、
しばらく独房(別水槽)経験ありという、
強者だったのだ。

金魚を飼い始めて2年と4カ月。
金魚3匹は、つぎつぎにあっけなく
全滅してしまった。
まるで、同じ時期に購入した白熱電球みたいに。

(注*)
2年前の3月末、家の前の電信柱の影に、
汚い水槽が捨てられていて、
金魚2匹とドジョウ1匹が入っていた。
金魚の飼い方の印刷物と共に。

goldfishs.jpg
ドジョウのおーちゃんはひとりぼっちに↓
loach.jpg

投稿者 mamiko : 02:45