日記 猫の足音

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2011年11月11日

『木挽町月光夜咄』発売!

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木挽町月光夜咄
吉田 篤弘 著 1,890円 筑摩書房

私の版画による表紙と挿絵で、
Webちくまにて連載していた『木挽町月光夜咄』が、
本になりました。
小説家でクラフト・エヴィング商會で装丁家でもある
吉田篤弘さんの初のエッセイです。

装丁は勿論ご本人と奥様の浩美さんが手がけています。
木挽町…歌舞伎座の話がでてくるということもあり、
こっそり舞台袖のあたりが歌舞伎色。
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とても持ち心地の良い本です。

そして吉田篤弘さん、
先月こちらの小説本も出版したばかり。
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モナ・リザの背中
吉田 篤弘 著 1,890円 中央公論新社

こちらはカチッした装丁で切手風のイラストです。
家に届いた封を開けたときに心の中で、
「わー山吹色だー!」と叫んだのでした。
この色のご本は珍しいのではないでしょうか?
突然絵の中に迷い込んでしまうお話。

秋の夜長に2冊まとめていかがでしょう?

投稿者 mamiko : 22:29