2004年04月10日
147cmのつぶやき
一日外出しているうちに、
身長が2m以上ありそうな人を3人も
それぞれ別の場所で見かけた。
3つ集まるとなんだかラッキーな気がするのは
なぜだろう?
以前一日に3人松葉杖の人を見かけた時は、
ちょっと不安になったけれども。
保育園に通っていた頃は、
同期生の10人中9人が男の子だったので、
あまり自分が小さいということを
気にしたことがなかった。
毎日9人の男の子と楽しく遊んでいた。
卒園式には演劇で「おやゆび姫」をやった。
勿論主役。
私は小学校に入学した頃に
やっと1mを越した。
小学校では毎日のように背の順に並ぶ。
あっという間に
「まめこ」というあだ名がついた。
小学生のときにも
クラスのイベントで演劇をやった。
「7匹の子ヤギ」で、
柱時計の中に隠れてオオカミに食べられずにすむ、
一番小さな子ヤギの役。
いつでも学年一小さくて、
「チービ!」という言葉で、
ずいぶんといじめられたものだ。
今思うとなんてことないのだが、
その頃の私にとっては大問題だった。
大人たちは、
「今小さい人は後でぐんと伸びるのよ」
と、教えてくれた。
毎年きっちり5cmずつ伸びたが、
とうとう「ぐんと」伸びることがなく、
わりと早めに止まってしまってがっかりした。
少しばかり不便なこともあるが、
今はわりと気に入っている。
147cm。
ここまで小さければ、
153cmより思い切りが良い。
146cmの人と知り合ったら、
ちょっと悔しいかもしれない。
好きな言葉「山椒は小粒でもぴりりと辛い」
嫌いな言葉「大は小を兼ねる」
投稿者 mamiko : 23:04