日記 猫の足音

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2004年04月15日

どくだみ

祖母の家の庭で草むしりをした。
この時期は、
いろいろな草がどんどん生えてくる。
可愛い草は残しつつ、
伸びると厄介な草を抜く。
中でも「どくだみ」は特に厄介だ。
見た目はとても可愛い。
葉はハート形だし、
しばらくすれば十字形の白い花が咲く。
身体によいお茶にもなるようだが、
とにかくいくらでも生えてくる。
特に花壇の近くは丁寧に抜かないと、
どくだみに征服されてしまう。

「ゴキブリは1匹見たら100匹いると思え」
というのと同じく、
どくだみも1つ芽があったら、
かなりの量の根が土の中にひそんでいる。
根は一帯に張り巡らされている。
強く引っ張るとブチンと切れる。
芋蔓を抜くようにそっと引っ張り、
30センチくらいの長さが
切れずにヒュルヒュル抜けると、
何とも言えない快感を感じる。

その快感のせいか、
しゃがんで夢中になって抜いていた。
根っこの山がこんもりできたが、
ほんの50センチ四方しか進んでいない。
しかもまだまだ根はある。
いくら抜き取っても、
地下で枝分かれしてキリがない。
ハッと気付いて時計を見たら、
すでに1時間以上が経過していた。

投稿者 mamiko : 00:04