日記 猫の足音

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2006年10月30日

“ムギ”デス!ヨロチク!

mugi_kago.jpg
先週我が家に、
新しい同居生物がやって来ました。
只今、生後2ヶ月です。
mugi_mayuge.jpg
眉毛がびよーんと立派です。
ムギと呼ばれることになりました。

コゲの弟チビトムが他界して早1年半。
とうとう新顔を迎える事にしました。
この子は他の兄弟7匹と箱に入れられ、
学校の校門前に捨てられていたそう。
保護された子猫には、
コクシジュウムという寄生虫がいました。
顕微鏡レベルの小さい虫ですが、
感染力が強く、子猫などはほおっておくと
下痢で衰弱死するそう。
保護宅で治療し駆虫できるのを待ち、
ようやく我が家へ届けられました。

(保護した方の紹介文)
♀、キジの長毛、タレ目。
おっとりしててボーっとしている。
運動神経ない。

確かにボーっとしておとなしい子猫で、
カゴに入れるとじっとそこにいます。
車での道中も全く鳴かなかったとか。

心配なのはコゲの事。
コゲはチビトムが居なくなるまでは、
いつもたくさんの猫に囲まれていました。
外には母や姉、友達、家では弟や妹と。
しかしここ1年半は、
すっかり周りの猫数が減ってしまい、
私が一番の親友(?)状態なのです。
でもおっとりした女の子なら
きっとコゲも大丈夫だろうと、
里親になろうと決めました。

mugi_koge.jpg
ところが、
コゲは子猫のカゴをちょっと覗き、
ショックでご機嫌ななめに…。
子猫の声やガザゴソ音がすると、
ご飯も食べられません。
外に出たがり、なかなか家に入って来ません。

そして子猫がうちに来て数時間後、
あることに気付きました。
よくよく見たら子猫ったら男の子でした!
子猫の性別はしばらくはわかりにくい。
比較できる子猫も居ないので、
ネットで調べたりしてもう一度確認。
♂…やっぱりあるなあ…。

それから午前0時を過ぎた頃、
子猫は豹変しました。
部屋の中を散策、散策、ガサゴソ散策…。
椅子によじ上り、人の足に飛びつき、
自分のシッポにじゃれてグルグル回り、
居間からキッチンを駆け抜け…。
かなり騒々しい“男の子”です。
正に「猫かぶり」とはこのことです。
しかし、可愛い。
mugi_kago2.jpg

コゲには数日前から
「ボーっとした女の子が来るからね」
と何度も言っておいたんだけど、
やっぱり拗ねました。
ボーっとした女の子じゃなかったからかな。
まあ最初は仕方ないです。
ちょっとずつ慣れることを期待。
そして躾をお願いしたいところです。
早くコゲとムギが仲良く眠る姿が見たいなあ。

投稿者 mamiko : 17:21