日記 猫の足音

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2007年12月25日

メリークリスマス!

X'mascard.jpg
去年の子猫時代のムギをモデルに描いた、
クリスマスカード用の版画。

子猫の頃のムギはよく、
履いている靴下にじゃれました。
それで靴下を奪われ裸足にされました。
というか、齧られて痛いから脱ぐのです。
トカゲが尻尾を切って逃げるように。
今でもときどき、
思い出したように靴下に挑んできます。

投稿者 mamiko : 05:55

2007年10月21日

おしゃれ年賀状SELECTION 2008

osyarenenga2008.jpg
CD-ROM付き
¥1,344(税込)/翔泳社

「猫でお願いします」
という仕事依頼がよく来ます。
来年2008年は子年(ねずみ)ですが、
やはり私は猫年の担当なのでした。

osyarenenga_cat.jpg
「時々やってきます、ネコ年も・・・?」
のコーナーに年賀状用版画7作品。
「Christmas 」
のコーナーに猫版画1作品掲載。

投稿者 mamiko : 22:41

2007年09月30日

白玉毛筆

画材店で猫の毛の面相筆を発見。
絵筆や書道の筆には、
イタチ、狸、ムジナ、リス、馬、羊など
いろいろな毛筆ありますが、
猫毛があるとは知りませんでした。

さすがに猫の毛はとても細い筆ばかり。
筆には「白玉毛」と表示されています。
お店の説明文には
「白猫の毛」と書いてありました。
他に茶色の毛の「玉毛」っていう筆もあり。
これは白くない猫ということかな。
もしや筆界では「玉」って猫のこと?

sirotamamouhitu.jpg
玉毛と白玉毛

お値段は高からず安からず。
これで猫の絵の細かい目とか耳を着色します。
猫の毛で猫を塗るって変な感じ。

投稿者 mamiko : 23:42

2007年05月25日

バイキンくん

lettuceclub610.jpg
雑誌レタスクラブ6/10号(5/25発売)
「夏ジメトラブル壊滅宣言!!」の特集にて、
コルク人形が悪役のバイキンくんになって、
登場しています。
ちょっと珍しいタイプのコルク人形を作りました。

投稿者 mamiko : 13:52

2007年03月04日

撮影風景

児童演劇「飛ぶ教室」チラシ用の
コルク人形を撮影したときの動画。

この背景の空は、
実はこんな風にセットされていました。
乳白色のアクリル板や
薄いカラーペーパーを使用。
ポラロイドで試し撮りしながら、
少しずつ空の色や人形のポーズを調整。
人形の顔を1ミリ動かしただけでも、
表情が違ってくるのです。
(完成図)
tobukyositu_kanseizu.jpg

投稿者 mamiko : 15:42

2007年02月05日

「飛ぶ教室」

児童演劇の宣伝チラシの為に
コルク人形を制作しました。
私が作った子は、クラス1小柄で弱虫のウーリ。
原作でこの場面は、
ドイツの12月の午後3時の設定。
背景の空が上手にできたところが、
気に入っています。

tobukyositu.jpg
劇団仲間公演「飛ぶ教室」
原作/エーリヒ・ケストナー
訳/池田香代子
脚本/いずみ凛
演出/鈴木龍男

日程/2007年4月6日〜8日
場所/スペース・ゼロ(新宿)
料金/4,000円(ペア券7,500円)
(2/5より前売開始) Tel.03-3368-4623
詳しくは劇団仲間へ。

投稿者 mamiko : 00:21

2007年01月27日

「わらいっ子」

book_waraikko.jpg
わらいっ子
畑中弘子・作 片岡まみこ・絵
講談社/1,200円+税

ひとりぐらしの正造じいさん。
このごろちょっと不機嫌。
むすめの咲さんが、ちっとも家にこないから。
でも、咲さんのかわりに、
わらいっ子がやってきた。(帯より)

装丁はクラフト・エヴィング商會の
吉田篤弘さん+吉田浩美さんです。
小学校中級向けのお話です。

book_waraikko2.jpg
(本文挿絵より)

投稿者 mamiko : 02:04

2006年12月14日

「ぼくのネコにはウサギのしっぽ」

hanasinobikkuribako.jpg
(科学と学習増刊 読み物特集号)
話のびっくり箱 4年・下
学習研究社/1,120円
Shop.Gakkenにて発売中

朽木祥さん作
「ぼくのネコにはウサギのしっぽ」
の挿絵を担当。(猫満載カラー版画15枚)
子猫を家族に迎えるお話です。
bokunoneko7001.jpg

この仕事中、挿絵を描く参考にと、
里親募集サイトを毎日のように閲覧。
その結果…我が家にムギがやって来たのでした。
mugi_okage.jpg
クツキさんとガッケンさんのおかげなの。

投稿者 mamiko : 04:05

2006年11月07日

がくしゅうひかりのくに11月号

hikarinokuni.jpg
ひかりのくに株式会社発行/¥420
見開き5ページのお話の挿絵担当
「あきにみつけたいいものいっぱい」
作/もとしたいづみ

…と紹介しましたが、
この雑誌は書店販売していませんので、
抜粋して2シーン紹介いたします。
hikarinokuni2.jpg
勿論この葉っぱは、
一枚一枚ハサミでこしらえました。
気が遠くなりながら。
hikarinokuni3.jpg
秋はきれいな物や美味しい物が
たくさんあるというお話でした。

投稿者 mamiko : 16:10

2006年08月02日

八月の髪かざり

book_hatigatunokamikazari.jpg
八月の髪かざり
那須正幹・作 片岡まみこ・絵
佼成出版社/1,470円

私が2ヶ月引きこもって仕事した本が、
今日あたりから書店に並びます。
装丁は浅生ハルミンさん。
せつないのですが、優しい気持ちになるお話。

広島原爆のことは中学のとき習った。
授業で『けっして顔を背けないでください』
というコメント付きのビデオを見たし、
修学旅行の長崎で被爆者のお話も聴いた。
しかしいざ挿絵を描くとなると、
過去のそんな記憶だけではだめでした。

本の中の挿絵は、
悲しいシーンばかりではないのだけれど、
たくさんの資料を集めた。
防空頭巾、竹槍訓練、戦時中の服装、相生橋…
残酷な写真も広島の地図も見た。
被爆者体験談を読み、描いた絵を見た。
一人一人の体験談にいちいち涙ぐみながら。
焼け野原のモノクロ写真を何枚も見ていたら、
きな臭いような気がして息苦しくなった。
気持ちの上ではちょっとだけ
その時代を疑似体験して描きました。

投稿者 mamiko : 06:24

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