日記 猫の足音

すべて |  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6 

2005年04月11日

『私は猫ストーカー』

イラストレーターで、エッセイストで、
ハルミン古書センターの店主でもある
浅生ハルミンさんが本を出しました。
haruminbon.jpg
私は猫ストーカー
洋泉社刊・998円

表紙には、「何か用ですか?」と
振り返る黒猫君がどーん。
お尻の穴が微妙に詳しく描いてあって、
笑ってしまった。
本は小さめで驚くほど軽くて、
持ち心地がとても良いのです。

猫をストーカーするときの心得や
猫を追いかけて描いた行動範囲図から、
猫についての独自の解釈まで…。
うちの猫チビトムが
迷子になったときの話もあります。

ハルミンさんのブログはこちら。
『私は猫ストーカー』 passage

投稿者 mamiko : 01:34

2005年03月02日

「みつこ絵日記SPRING」

山田美津子さんの絵本が発売された。

mitsuko.jpg

「みつこ絵日記SPRING」
(小学館・税込945円)

大きさも手頃で、表紙も可愛い。
サイトでもいつも楽しんでいるが、
絵本もイメージが変わらずステキ。
より抜きの春バージョン。

先週「みつこ絵日記」を買いに、
新宿紀伊國屋書店へ。
8Fにあるというのでエレベーターを待つ。
とても混んでいたので、
次のエレベーターを待つ。
ところが、満員のため通過。
ええい、運動不足だし!と、
階段で上ったら息がゼイゼイ。
次の日から2日間の筋肉痛。
もっと鍛えなければ...。

みつこ絵日記風に言うと、
「エレベーターに知らんぷりされました」

投稿者 mamiko : 17:47

2004年05月12日

「ペンギンのペンギン」

1084289155_250x173.jpg

高校生の時、書店の洋書コーナーで、
「ペンギンのペンギン」
という絵本を見つけた。

デニス・トラウトという哲学士が文を書き、
トム・カレンバーグというイラストレーターの絵。
特にデニスの経歴は不思議で、
ミネアポリスの劇場の支配人を経て、
食料品店で働きつつクラブでピアノを弾き、
この絵本を書いたときには、
建設会社でコンピュータープログラマーだという。
この日本語版絵本の出版から20年以上が経つ。
いったい今彼は、何をしているのだろう。

谷川俊太郎の訳がなんとも絶妙で、
これは今でも私の一番の愛読書だ。

一番好きなページは本のちょうど中ほどにある。
モノクロのページが多い中、
寝そべっているペンギンの頭から
カラーの吹き出しが出ていて、
小麦畑にペンギンがたたずんでいる。
そこに
「ペンギンは色つきの夢を見る。
くり返し浮かんでくる小麦畑のイメージ」
という文がついている。

その後英語版も買ったが、
出版社が「ペンギンブックス」というところが
気が利いていて嬉しい。

現在販売しているのは文庫版のみで、
これも友人にプレゼントされて持っている。

投稿者 mamiko : 04:30

すべて |  1  |  2  |  3  |  4  |  5  |  6