2006年01月26日
「空ばかり見ていた」
空ばかり見ていた
吉田篤弘
文藝春秋・¥1,799
吉田篤弘さんより新刊が届く。
懐かしいような空色の表紙で、
北斗七星が浮かんでいて、きれい。
連載していたものが次から次へと出版。
…すごいなあ。
これは、少し連載中に読んでいました。
ホクトさんという流しの床屋さんのお話。
吉田篤弘さんの小説には、
いつも変わったあだ名の人々が登場します。
投稿者 mamiko : 19:04
2005年12月13日
読書の冬
12月に入り友人の吉田篤弘さんより、
著作のご本が次々に届いた。
年末年始はゆっくり読書したい。
私は本を読むのが遅いので、
そのまま春になってしまうかもしれない。
けれど、読みたい本が積んであるのも楽しい。
吉田さんは、小説雑誌などで多く連載している。
だからいつも頭の中に
いくつもの物語を同時進行させている。
頭の中にいっぱい切り替えスイッチがあるのかな?
私には多分1個か2個しかないと思う。
「78(ナナハチ)」
吉田篤弘 著
小学館・1680円(税込)
「十字路のあるところ」
吉田篤弘 著/坂本真典 写真
朝日新聞社・1575円(税込)
こちらは写真家の坂本真典さんとの
コラボレーション。
以前クラフト・エヴィング商會さんの本の中で、
坂本さんに撮影していただいたことがある。
その写真の私を先に見た何人かから、
「本物の片岡さんはちっちゃいんですね」
と言われた。
どちらも本物の私なのに不思議。
その本はこちら。
「じつは、わたくしこういうものです」
クラフト・エヴィング商會 著/坂本真典 写真
平凡社・1900円+税
投稿者 mamiko : 22:42
2005年12月01日
「ペンギンのおかいもの」
さかざきちはる
幻冬舎・1200円+税
suicaのペンギンさんが、
デパートにお買い物に行きました。
デパート店員もマネキンもペンギン。
300羽以上のペンギンが登場!
(さかざきさんお疲れさま)
表紙カパーが緑色のトレーシングペーパーで、
下の表紙が透けているのがなんだか嬉しい。
投稿者 mamiko : 19:49
2005年11月16日
「ペンギン★ハッピー」
経済界・¥1,143+税
ペンギン写真家・鎌倉文也さんの新刊。
走るジェンツーペンギン、
飛ぶ鳥を見上げて叫ぶペンギン、
何かを待っている子ペンギンの集団、
草原にたたずむキングペンギン…。
雪や氷だけでなく、
草原や夕焼け雲ともペンギンは似合う。
私が好きなページは、
カメラ目線のアホウドリと
微妙な距離で横にいるイワトビペンギン。
投稿者 mamiko : 06:23
2005年10月03日
「クウネルがゆく」
坂崎千春
マガジンハウス・1,365円
坂崎千春さんの新作、
クウネルくんの絵本が出ました。
この絵本の登場人物以外の重要アイテムを
ちょっと書き出してみました。
・記念切手
・サンドイッチ
・スープ
・こたつ
・流星群
・コーヒー牛乳
・水中眼鏡
・手土産
(中でもこたつはかなりの必須アイテム)
私の家はこたつ無し生活。
意志が弱いので多分こたつがあると、
限りなく時間をこたつに吸い取られそう…。
実家にいた頃の冬は、
猫と一緒にかなりこたつに潜っていた。
クウネルくんちに遊びに来るトラ猫が
可愛いのです。
性別も年齢も不詳のクウネルくんは、
グウタラ星の住人(宇宙人?)ですが、
猫は普通に“茶トラのオス猫”なんだなあ。
投稿者 mamiko : 19:09
2005年09月11日
低気圧で読書
昨日は一日中怠くて、
猫みたいに一日の8割方横になって過ごした。
怠い、眠い、頭痛、目が痛い、熱っぽい、
立ちくらみ…まできたので、
もしや?と天気予報を見ると衛星画像は、
沖縄辺りに渦巻き雲がグルグルしている。
低気圧が日本大陸に接近すると
どうも私の体調は狂うようだ。
雲が関東に来る頃には、
大抵けろっと治っている。
というか、関東に向かってなくても、
沖縄を通るとおかしくなるから困ったものだ。
しかし他の仕事を一切諦めたおかげで、
ずっと読む時間がなく枕元に置いてあった、
友人の吉田篤弘さんの小説「百鼠」を完読。
時間が無いのもあるのだけれど、
私は恐ろしく読むのが遅いので、
「一角獣」「百鼠」「到来」の3つの物語中、
一つ目まででストップしていたのだ。
ネタバレになってしまうので
内容については書きませんが、
特にタイトルにもなっている「百鼠」は、
改めて吉田さんの視点に感心してしまう物語だった。
「百鼠」吉田篤弘 著
筑摩書房/1575円
今日は先程から少し体調がマシになってきた。
どうやら低気圧の進行方向が
私の体調不良圏外にそれたらしい。
11日20時の衛星画像
投稿者 mamiko : 20:47
2005年09月07日
「みつばち」
みつばち
丘 修三・作 児童文学
くもん出版・1260円
小学生が主人公の4編の物語。
表紙と本文の挿し絵を担当。
装幀は浅生ハルミンさん。
投稿者 mamiko : 00:32
2005年08月03日
「アナ・トレントの鞄」
新潮社・1700円
友人のクラフト・エヴィング商會さんが、
新作を出しました。
赤い美しい本です。
「ふぅん」とか「ほほぅ…」とか
言いたくなるような不思議なアイテムが
たくさん紹介されています。
アナ・トレントとは、
映画「ミツバチのささやき」に出てくる
主人公の少女の名前。
この映画は、私は20歳くらいのとき、
再上映されていたのを一人で観に行った。
草原にぽつんと建つ小屋が印象的だった。
投稿者 mamiko : 02:16
2005年05月30日
レザーのおサイフ
秋山祐子さんの作品に出会ったのは、
原宿の手作りアート雑貨店。
私はコルク人形の仕事が
一つ入ったくらいの頃だった。
自費出版の本とポストカードを
そこの店に置いてもらって、
おまけに週に2回の店番もしていた。
祐子さんも同じで、
革のがま口やポーチを置いてもらい、
私とは別の曜日に店番をしていた。
それ以来、お互いの展覧会に足を運ぶ仲。
仕事の場は違えど、年齢も同じで、
スタート地点が一緒な気がする。
祐子さんの作品は植物や小鳥などが
モチーフになっていて、とてもステキ。
裏地は可愛いプリント布で、
とてもキレイな作りなのだ。
おサイフは3つ持っていて、
季節ごとに取り換えて使っている。
作れそうで作れない彼女の小物たち。
ステキなハウツー本が出版された。
作ってみたいけれど、今は眺めるだけ。
文化出版局・1,575円
投稿者 mamiko : 18:44
2005年05月19日
point 刺しゅうの本
雄鳥社・1,050円
友人のイラストレーター山口マナビさんが
参加した刺繍の本。
山口さんは、
くるみボタンとランチョンマットを制作。
図案が可愛い。
表紙のくるみボタンは、山口さんの作品。
私の祖母は刺繍の先生だったので、
手作り好きの私は小さい頃にステッチを習った。
だから少しは出来るが、
なんとも面倒臭くて続かない。
刺繍教室では、もっぱら図案提供者になった。
え?版画やコルク人形は面倒臭くないのかって?
確かにかなり面倒臭い。
しかし、面倒な中にも
得意不得意というのがある。
料理で例えると、
私のしている仕事は目分量の創作料理。
特にコルク人形の方は、
いかに面白い素材を合わせるかが勝負。
刺繍の仕事は、
計量カップで計り、きちっと作る感じ。
いかに彩り良く綺麗に並べるかが勝負の
日本料理やフランス料理みたいな、
そんな気がする。
投稿者 mamiko : 19:57