日記 猫の足音

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2005年08月25日

夏休み

2泊3日で伊豆の土肥に行った。
寝不足のぼーっとした状態で出かけたら、
行きのロマンスカーで帽子を忘れた。
沼津港で船に乗ろうとした頃に気付いた。
帽子だけ土肥には行けず、
帰りまで沼津駅で待機。
日本に居ながら“時差ボケ”なのだ。

ここの海は防波堤があり波があまりない。
穏やかな海でゆっくり泳ぎ、
“氷レモン”を何年かぶりに食べた。
温泉に朝夕晩と一日3回ずつ入り、
海老や蟹やアワビを食べた。
水泳と温泉で痩せようと思ったのだけど、
食べきれないほど料理が出たので、
“勿体無い派”な私には無理だった。

夜は2晩とも花火大会。
1時間の間に海辺の3ヵ所から
どんどん打ち上げられる。
見物客と花火の打ち上げ場所が近く、
右、真ん中、左、忙しかった。
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hanabi1.jpg
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目の前の海に平行に上げるものもあって、
花火を下からだけでなく横からも見た。

このところ生活時間が、
8時間ぐらい普通の人とずれていたのが、
この旅行のおかげで少しまともになった。

投稿者 mamiko : 02:58

2004年09月17日

有明山

長野県松本へ一泊温泉旅行。
小澤征爾さんのコンサートを兼ねて。

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この山は知っている。
頂上が平で富士山みたいな形。
この間絵本の挿絵仕事で、
背景に描いた山だから。
絵本はこの辺り、安曇野の民話だった。

投稿者 mamiko : 00:39

呼び止められた

旅先で立ち寄った美術館の庭。
枯れ木を利用したオブジェの横を通ると、
「チィッチィッチィッチィッ」
と何かの音がした。
音のした辺りに近付くがもう音がしない。
行こうとすると、
「チィッチィッチィッチィッ」
とまた音がした。

虫かな?と
枯れ木の穴を丹念に覗き込むと、
そこに親指ほどのカエル君。
苦手なカエルも、
このくらい小さければこわくない。
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投稿者 mamiko : 00:36

2004年08月08日

ひつじ

鴨川旅行1日目。
マザー牧場に行った。
夏休みということもあり、
大勢の親子連れでにぎわっていた。

たくさんの種類の羊たちと
牧羊犬のショーを見る。
牧羊犬が並んだ羊たちの背中を走って渡った。
因幡の白兎が鰐鮫の背をわたるように。
しかしそんなことをされても
羊たちはとてもおとなしい。

中でも一番高い台の上にいた
メリノ羊の表情は、なんなのだろう?
遠いなにかを懐かしんでいるような。
うっとりとしたその瞳に何が映っているのか、
とても気になった。

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投稿者 mamiko : 16:42

収穫

鴨川旅行2日目。
海辺に行く。
連日の徹夜や寝不足のせいか、
海風の中ウトウトする。

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久しぶりに浜辺で
貝殻やガラス、小石などを拾う。
これらはコルク人形の材料になる。

投稿者 mamiko : 15:29

笑顔

鴨川旅行3日目。
友人から仕事が入り電話でやり取り。
「笑顔」についての特集ページの挿絵。
ニコニコ顔をたくさん描く楽しそうな仕事。

この日は鴨川シーワールドへ行った。
イルカ、シャチ、アシカ、ベルーガ(白イルカ)、
次々に動物たちのショーを見て回った。
彼らは1日に6回同じショーをこなす。
とても働き者だ。

そしてここの人気者、
笑うアシカの笑顔はすばらしかった。

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投稿者 mamiko : 15:15

2004年03月16日

旅先の猫遭遇記

讃岐うどんの旅での猫遭遇は
金比羅お参り中だった。
私たち一行は階段785段を上り、
本宮と展望台のところまで行った。

途中の365段の階段を上り大門をくぐると、
「五人百姓」という白い傘を立てて営業している
5軒の飴屋さんがある。
飴屋なのになぜ百姓かという説明は、
どこにも書いていなかった。

そこで売られている“加美代飴”は
ほんのりゆず味のべっこう飴風で、
歩き疲れているところに試食すると
とても美味しい。

道の両側に3軒と2軒で屋台が向かい合っている。
しかし売っている飴は皆同じ“加美代飴”だ。
全く同じお土産用の箱入りの500円だ。
もし買おうと思ったら、
売っているおばさんで選ぶしかないのだ。

1軒だけすごく売れたりしたら、
他のおばさんたちにいじめられたりしないのか?
自分のお店だけ誰もお客が来なかったら、
落ち込んでしまったりしないのだろうか?

そういえば、延々と続く参道沿いのお土産屋さんも
みな同じような品揃えだった。
だいたいこの地域は、うどん屋ばっかりだし、
同じような物を並べるという変な癖がある。

そしてなぜかその内の1件だけに
猫が4匹ほど寄り添っていた。
飼っているワケではないらしい。
その店のおばさんが5軒中で一番の猫好きだと、
猫たちはわかっているのだ。

猫につられて人が集まってくる。
まさに招き猫だ。
私は猫の店ではなく、向かい側の
少し気の弱そうなおばさんの店で飴を買った。

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投稿者 mamiko : 17:10

2004年03月15日

讃岐うどん店

巡回するうどん店は
雑誌の情報から目星をつけておいて、
計画通りにレンタカーでまわった。
レンタカーにはカーナビゲーションが付いていて、
店の電話や住所を打ち込めば、
だいたい迷わずに行けるから便利だ。

うどん店はいくらでもある。
香川県では信号の数より
うどん店の数の方が多いのだそうだ。

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街中や駅前、国道沿いは勿論、
単線が走る田舎道、
川沿いの橋の横、なだらかな山道の途中、
田園風景の中の民家が
突然製麺所という店も珍しくない。

製麺所の場合はだいたいセルフサービスで、
お金の支払いも自己申告制。
安いところでは1杯100円だ。
お店の外観や内装にはお金をかけていないし、
それでも人が集まるから、
そんな値段でも儲かるのだろう。

どうしてこんなにうどんばかりが
この地域で抜きんでて発展したのだろう。
数軒ほどの店に「生蕎麦始めました」と
書いてあるところがあった。
蕎麦にも同じくらい力を注いでいるのだろうか?
失敗が恐くて蕎麦を注文できなかった。
今度行ったら一度くらい蕎麦を注文してみよう。

投稿者 mamiko : 17:08

2004年03月14日

猪熊弦一郎現代美術館

讃岐うどんを食べる旅には
夫と友人2人の4人で行った。
皆、絵を描いて仕事しているので、
讃岐うどん店をまわりながらも
随所でアート観賞。

猪熊弦一郎現代美術館に行くと
入口前に彫刻作品群。
建物の玄関前は天井が高く
なんとも可愛らしい大きな壁画。

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はしゃぎながら写真を撮りまくり、
なかなか建物の中に入らなかった。
猪熊弦一郎の作品は存在感抜群。

投稿者 mamiko : 17:05

あんまりな風景

美術館内のカフェに行こうとしたら、
2階の中庭スペースに目がとまる。

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元々は青空と壁と流れる水と彫刻との
計算された素敵な空間だっただろうに、
青空に大きなマンションがドーン。
「好評分譲中」の文字の大きいことったら。

皆でプンプン怒りながらお茶を飲んだ。

投稿者 mamiko : 17:03

2004年03月13日

金比羅参り

金比羅参道を登って行くと、
階段の両側はお土産店だ。
どのお土産店も似たような品揃え。

招き猫スマートタイプ
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招き猫はどこにでもある。
多く見られた中でも
あまり見かけないスマートタイプ。

丸金の黄色お守り
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金比羅宮付近は丸金マークだらけだった。
お土産のお菓子にも丸金マーク。
旗にも手拭いにも看板にも丸金、丸金。
金太郎の前掛けみたいだ。

そして金比羅なので金色ということだろう。
金色のイメージに近い黄色を
あちらこちらに使用している。
看板も幟も黄色い。
お守り売り場もこのように黄色い。

投稿者 mamiko : 16:58

2004年03月12日

讃岐うどんとアートの旅

讃岐うどんを食べに香川県に行って来た。
讃岐うどんの旅は2度目で手慣れたもの。
食とアートのスケジュールはこう。

1日目
バナナ1本、
うどん、うどん、うどん、うどん、
金比羅宮参拝(途中で丸山応挙の障壁画を見る)、
うどん、地元居酒屋で晩ご飯。

2日目
朝食バイキング、
うどん、うどん、うどん、うどん、
猪熊弦一郎美術館(カフェでケーキ)、うどん、
おしゃれ居酒屋で晩ご飯。

3日目
朝食バイキング、
うどん、うどん、カフェでお菓子、
イサムノグチ庭園美術館、
うどん、うどん。

3日間でうどん屋14軒制覇!

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うどんは常に“小”を頼むのが鉄則。
朝食は軽めにとり晩ご飯はおつまみなどと
調節はしたものの、カフェでおやつもとり、
本当によく食べた。
1日目に金比羅山に登ったのが、
かなり良いカロリー消費になった。
筋肉痛にもしっかりなった。

こんなに食べたのに、
写真を見たらまた食べたくなるから不思議。

投稿者 mamiko : 16:55

真横パート2

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旅先のカフェにて。
看板犬のフレンチブルドックさん。
真横ポーズ。

投稿者 mamiko : 16:52

2004年02月20日

端っこ旅

人も猫も端に寄るのが落ち着く。
電車の席は端からうまっていく。
でもあまり端っこばかりだと、
大変なときもある。

先日、両親とスキー旅行に行った。
新幹線の車両が1両目だった。
上野駅の長いホームを旅行カバンを持ち、
ほぼホーム一本分歩いて、
汗だくになってやっとその車両に着いた。

座席も端っこだった。
トイレに行く人、電話する人、車内販売、
途中の駅で乗ってくる人…。
自動ドアが開いたり閉まったり、
まったく落ち着かない。

ホテルに着くと、
チェックアウトのラッシュ時間だった。
何回も訪れているホテルなので、
鍵をもらって勝手に部屋を探す。
ところが…なかなか見つからない。
迷って迷ってやっとたどり着いた。

ロビーを通り抜けて奥の右側の入口に入り、
客室のある狭い廊下を通り抜け、
奥のエレベーターに乗る。
このエレベーターの矢印は斜め下になっている。
ドアが閉まると横に斜め下方向に動くエレベーター。
下ったのになぜか4Fという所に着く。
そしてついた先でさらにエレベーターに乗り、
2Fへ下りる。
そして長い長い廊下を最後まで歩いた、
一番端の部屋が私たちの部屋だった。

山の斜面に建て増したので、
こんなことになったのだろう。

スキーをするにも、食事するにも、温泉に行くにも、
売店に行くにもこれを往復する。
旅先ではつい食べてしまい体重が増えるが、
おかげで今回は太らなかった。

写真は2台目のエレベーターを
降りたところから見た廊下。
奥の人影は部屋に入ろうとする母。

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投稿者 mamiko : 01:43

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