2010年03月16日
野沢温泉
二月中旬に野沢温泉へスキーに行った。
2年ぶりのスキーでしたが、気持ちよかった。
スキー場までは動く歩道で移動できます。
温泉街はとてもレトロなのにここだけ近未来的。
乗っているとよくわからなくなるけれど、
かなりの傾斜です。
この温泉街もスキー場も旅館も、
ものすごく外人率が高くびっくりした。
半分以上が外国のお客さんだったような…
英語、フランス語、中国語、韓国語…
いろんな言葉が飛び交っていた。
そんなに交通の便が良いわけでもないのに。
昭和な街並がずっしり残っているからかな?
スキー場の食堂で、オリンピックの生中継、
フィギアスケート男子を観戦した。
麻釜(おがま)
100℃近い温度のお湯が湧出していて危険。
観光客は立ち入り禁止です。湯気を見るだけ。
街の人が卵などを茹でている。
信濃銘菓「鳩車サブレ」
袋は大変地味(失礼)
だけど中身は可愛くて感動!
投稿者 mamiko : 03:06
2009年11月01日
江古田パン屋ツアー
花と私、朝5時にメールやり取りして、
午前中のうちに江古田駅前で会った。
少し寝不足な2人だけどパンのため。
以前「食パン部活動」などをブログに書いていたので、
江古田にも強者のパン屋さんがあるよと、
花が案内してくれることになったのだ。
まずは「ひね」へ急ぐ。
開店11時から30分で売り切れるパン屋さん。
可愛い小さいお店。
私たちが行くと、残り3種類5個のパン。
2個半ずつで仲良く買う。
私たちが最後でやはり11時半過ぎに売り切れ。
商店街をくねくねと歩いて行く。
次は花のお勧め「パーラー江古田」。
店の横の細いところから、
茶ブチの猫が店の立て看板の間をくぐって、
勢いよく目の前を走り抜けていった。
吉兆の兆し?
ここは飲食スペースもある。
3種類購入。
「愛人とは秋の食べ残し
白い皿に寝転がって寄り添う
最後のふたかけら…」
簾の窓には何やら色っぽい詩が。
次は少し遠い。
新江古田の方へどんどん歩いた。
といっても、私は初の江古田なので、
自分が何処を歩いているのかよくわからず。
週2日しか開店しない強者店「黒パン屋」についた。
窓口だけの店だけど、種類はすごく多い。
小ぶりなのでパン6個とクッキー2個購入。
3軒分のパンのを抱え、やり遂げた感。
気がつくと出発から1時間経っていた。
「パンの香りって幸せ〜」と花がにっこり。
T田さんとも合流して、お昼を食べに。
T田さんは敬遠していたけど、
イスラエル料理店シャマイムを選ばせてもらう。
イスラエル料理なんて食べた事無いから。
スープはトマト味系でヒヨコ豆などが入っている。
T田さんはヒヨコ豆が苦手。
食べ放題コース
サラダ、揚げ物、ソース、ディップなど、
いろんな具材をピタパンに挟んで食べる。
右端の白っぽいのはヒヨコ豆ディップ「フムス」。
ここに更にライスとシシカバブ、チキン料理がついた。
食べ放題だけど、何もおかわりしなかった。
食べきれずギブ。
コロッケみたいな物を美味しいねと食べていたけど、
中身がよくわからず質問。
「ファラフェル」というヒヨコ豆とハーブを
合わせて揚げたものだった。
ヒヨコ豆とは知らずにT田さんも食べていた。
イスラエル料理はあちこちにヒヨコ豆が登場する。
実を言うと私もヒヨコ豆は
そんなに得意ではなかったけれど全部大丈夫でした。
帰宅後並べてみる。
「ひね」
ドライフルーツ入りのもっちり系3種。
「パーラー江古田」
全粒粉食パンはフワッとしてた。
いっぱい買ったのでちょっとつぶれ気味。
バナナのパンとチーズリュスティック。
「黒パン屋」のパンはいろいろ。
手前で笑っているのは、
絵本『11ぴきのねこ』のねこクッキー。
お気に入りはコブが二つくっついた形の
「かたいがうまいパン」
勢揃い!
投稿者 mamiko : 20:56
2009年10月12日
谷根千お散歩-後編
夕方一箱古本市も終わりの時間、
コシヅカハムで買い物なんかもして、
千駄木のたこや三忠へ。
夕方5時から蛸三昧で呑み喋り。
カウンターに座ると目の前に
にょろ〜と足を絡めたタコグルミ。
イイダコのお通し。
タコの頭にウズラ卵が入っていた。
丁度いいサイズだから
入れたくなったんじゃないかと思う。
刺身タコ2種類 白いのは水ダコ。
むこうのは「踊り食い」なのでまだ動いている。
かぼすをかけるともっと苦しそうに動く。
不思議。
タコの天ぷら。
T田さんと話すのは初めてでしたが、
話していると知っている名前がちらほら。
T田さんと友人の友人は知合いで、
また別の友人の友人も知合い。
世の中は狭い。
私の谷中戦利品
いかにも私が買いそうな雑誌一冊を
200円で手に入れ満足。
へび道の旅ベーグル(シナモンオレンジ)と、
コシヅカハムで購入のコンビーフ。
なぜか輸入物みたいなパッケージだけど、
コシヅカハム製です。
どう見ても外国人の白衣のおばさんが、
巨大なハムを持って
ニッと白い歯を見せて微笑んでいます。
koshizuka's のsに×印。
このラベル、あと2ヶ所hamsのsに×印がある。
大量に印刷しちゃったけど間違いを指摘され、
後から×印をつけたしたのでしょうか。
投稿者 mamiko : 22:40
2009年10月11日
谷根千お散歩-前編
友人の花から一箱古本市に行こうとお誘い。
この日谷中はイベントが3つ重なり、
なんとなく賑わっていた。
現地で落ち合うと、
すでに花の手には多肉植物の可愛い苗が2つ。
100円だったの〜と嬉しそう。
まずは腹ごしらえ。
根の津にて、讃岐うどん(生醤油)
街のあちこちのスペースで段ボール箱や、
カバンに古本を並べて売っている。
地図を見ながらてくてく。
路上ペンギン写真展もやっていて、
モデルの銀の輔もいた。
花と相方T田さんの後について行く。
T田さんの背中には戦利品がずっしり。
谷中の街って道が細かったり太かったり、
坂道やくねくね道、お寺、お墓、
古いような新しいようなお店があったり、
歩いているだけでなんとなく楽しい。
黒い子発見。
毛繕いが忙しいガッシリ系男子。
黒いツヤツヤの丸い手。
猫の手の甲コレクションに加える。
雑貨店、アンティーク店、手作り靴店、
ガラス細工店…谷中銀座はいい匂い、
右に左にふらふら寄りつつぐるっと歩いた。
ギザギザギザギザギザ、
旭プロセス製版のノコギリ屋根。
投稿者 mamiko : 21:55
2009年09月02日
8月最後の一週間
23〜24日---箱根の温泉へ。
猫たちにタイマー付き給餌器を新規導入。
これで1泊は猫たちもお腹すかせず安心。
出かける時にコゲに、
「お留守番よろしくね。時間が来るとカチャって
ゴハンが出るのセットしてあるからね」と言うと、
こちらを見て「にゃ〜ん!」といい返事をした。
ガラスの森美術館で気に入った綺麗な物。
ガラスの原材料の展示
星の王子さまミュージアム
妹家族は箱根にカメを連れて来た。
実は姪っ子のベビーカーの座席下には、
リクガメ(長男)がカゴに入っているのです。
ミュージアム内のチャペル
ステンドグラスにバラと星。
「ともだち〜」
最近姪っ子は指を指すのが流行っている。
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26日---日比谷
あかね、みーちゃん、大森ちゃんと
ペニンシュラホテルで
2009年特製の2009円ランチをいただく。
そして映画「サンシャインクリーニング」を観た。
映画は姉妹のお話。
この日集まった4人全員が長女だった。
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27日---鎌倉、由比ケ浜
豆寒天、わらび餅、心太。
鎌倉「こ寿々」にてハルミンさんと食べる。
半透明のもの大好き。
江の電に乗り、らくだ堂さんの新居に行く。
波の音が聞こえる気持ちのいい古い家。
家の中をゆっくり2週見て回る私。
ちゃぶ台の前で天井が高くて素敵〜と、
ころんと横になるハルミンさん。
やっぱり私たちは猫っぽい。
暗くなり、半月に近い月が海を照らしていた。
由比ケ浜から逗子の花火大会を遠目に見物した。
めがねとか、土星とか、
可愛い形の花火がたくさん。
ハート型が逆さまだった。
最後は白い柳がどんどん打ち上がり、
すばらしかった。
花火の後、月が沈んでいくのを見た。
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28日---吉祥寺
中高の友人たちと飲み会。
ハワイアンな可愛いお店に行く。
ジュースで始めたのに、
目の前に冷えた白ワインがあり珍しく2杯、
その後パッションフルーツカクテル。
スパム結びが美味しかった。
お店を出た途端、鼓動が激しく足元ぐら〜っ。
久しぶりに気持ち悪くなった。
そうだった、ワインは1杯までだった(致死量)。
慌てて自販機で爽健美茶500mlを買って、
道端で涙目になりながら飲み干した。
その後人生初のカラオケ店に行く。
人生初のカラオケ店では、
温かいお茶を飲み、友人の膝枕、
友人のTシャツをかけてもらい横になって休んだ。
皆の上手な歌(80年代)をたくさん聴いて、
すっかり元気に。
最後は朝までダーツバーで遊ぶ。
人生2回目のダーツ。
誰よりもチビなのに、
誰よりも矢のスピードが速く力強いと、
お褒め(?)の言葉をいただく。
対戦は負けなのだけど、
的の真ん中に命中したのでとっても満足。
その日の夜には右腕が筋肉痛に。
次の日には更に上腕まで筋肉痛。
渾身の力で矢を投げてたらしい。
投稿者 mamiko : 02:05
2008年03月03日
山形で着物の日+お雛様
3月1日、妹夫婦の山形での披露宴。
明治九年創業の山形市七日町の千歳館にて。
実は「お食事会」と聞いていたのですが、
行ってみたらしっかり「披露宴」でした。
新郎のご祖父母もご両親もここで、披露宴をしたのだそう。
3代続けてってすごい。
鴨居にぶつかりそうな新郎。
私も新郎新婦に便乗して久しぶりに着物を着ました。
髪に大きなお花もつけてもらい、お雛様の前でおすまし。
新郎新婦と小さい姉の図(着物バージョン)
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今日は雛祭りなので、我が家のお雛様2組の紹介。
大きさを見せようと100円玉と並べていたら、
巨大生物ムギが顔を出し、お雛様にチュッ。
投稿者 mamiko : 22:07
2008年03月01日
山形で蕎麦の日
妹の旦那様の田舎である山形へ行ってきました。
妹夫婦は1月に披露宴をしましたが、
山形のご親戚へのお披露目会をしました。
前日(2/29)に新幹線で山形入り。
父と私は蕎麦が大好きということで、
美味しいお蕎麦屋さんに連れて行ってもらいました。
最上川近くのそば街道に行くと、
付近は蕎麦屋さんだらけ。
以前、讃岐うどん巡りの旅に行った時、
いたる所うどん屋だらけだったのを思い出す。
藁葺き屋根の「あらきそば」
横の蔵みたいな建物の窓辺では「凍み餅」制作中。
野菜盛りと身欠きニシンの味噌煮
真っ黒なニシンは柔らかくて美味しい。
うす毛利(盛り)
一人前が幅40センチくらいあるので、
皆の分を机に並べたら大渋滞。
ここの蕎麦はがっしり太めでした。
店によっていろんな特徴の蕎麦があるらしい。
讃岐うどんもそうだったので、
ここでもいつか蕎麦屋巡りをしてみたい。
最上川三難所そば街道
投稿者 mamiko : 22:31
2008年02月02日
一人スキー部
猫二匹を獣医さんに預けて、
万座温泉+スキー場へ2泊3日。
私の周りにはスキー友達があまりいません。
一人でスキー旅行はさすがに寂しいので、
両親とその友人夫婦の旅行にくっついて行きます。
食事やお風呂などは一緒に居ますが、
スキー場ではだいたい単独行動になります。
たまにリフトに一緒に乗るけれど、
ここ数年一人部活動化している気がする。
普段の私はゆっくり人間なのですが、
スキー場では唯一飛ばします。
今回もハシリコミならぬスベリコミを
たくさんして来ました。
何の為にこんなにがんばるのか?
来年もちゃんと滑れるようにか?
リフト券のナンバーくじが当たった。
今シーズン限りの一日券が商品だった。
もう今年は来ないのに。
無駄なくじ運を使ってしまったような…。
スキー場では殆ど転ばないのに、
ホテルの階段で踏み外して転んだ。
でも大丈夫そうなのでスキーは決行した。
そう言えば旅行の前日にも、
地下街から階段を登っていて転んだのでした。
こちらも大した事無く済みましたが、
一週間に二度も階段で転ぶって…
このところ何か上の空なのかもしれない。
気をつけよう。
投稿者 mamiko : 23:07
2007年09月11日
わさび
先日、長野県の松本に行きました。
サイトウキネンコンサート+温泉旅館。
安曇野にある「大王わさび農場」に立ち寄った。
大王というだけあって、
日本一広いわさび農場だそうです。
ゆるやかに水が流れる川が何本かあり、
見渡す限りわさびの水田。
水田の端は肉眼では確認できない。
わさびの上には日よけ、風よけになる
黒い網が張ってあって、
大きな海苔が一面に干してあるみたいな光景。
この下に夥しい数のわさびがある。
どこまでもわさびが植わっている。
わさびと言えば、お寿司、お蕎麦、お刺身、
わさび漬けとかお茶漬けとか。
主役である根っこの部分は、
お料理にちょっとだけ使うものだ。
あとは何だろう。
お土産屋さんで見かける、わさび染めなど。
葉っぱもおひたしとかにするけれど、
ほうれん草みたいにいつも店頭にはないし。
私は20代前半までお寿司もさび抜きだった。
わさびの消費量ってこんなにあるのか?
他にも栽培している農場だってたくさんあるし、
こんなに大量に栽培してどうするのだろう。
これをもし一気にすりおろしたら、
日本中の鼻がツーンとなるに違いない。
すごい攻撃力だ。
わさびソフトクリームを食べながら、
ふと、そんなことを考えた。
投稿者 mamiko : 05:11
2007年08月09日
南伊豆で夏休み
南伊豆の下賀茂温泉にて、
温泉、海鮮料理、海水浴を満喫。
早起きして古代蓮の咲く棚田へ。
走雲峡ライン「桃源郷」というところ。
かつては不法投棄のゴミの山だったのを
池野さんというおじさんが美しい里山に再生。
休憩小屋、水車、橋などみんな手作り。
棚田の間を歩くと、細い蛇が横切り、
小さなカエルたちが跳ねる。
ペットボトル製のかかしばあさん
直径20センチはある大輪(蜂がいます)
蓮の花が散った後の実の部分は、
シャワーヘッドみたい。
ギラギラ太陽の下、弓ケ浜で泳いだ。
波に揺られながら波打ち際を見ていると、
千鳥足のおじさんが女性監視員に
「酔いが醒めるまで海に入らないで」
と注意されていた。
よろけた足で隙あらば海に入ろうとするが、
男性監視員も加わり何度も阻止。
海から上がりパラソルの下へ戻ると、
私の真後ろから大イビキ。
さっきの酔っぱらいおじさんが
ふて寝していた。
氷マンゴーを食す。
SPF50の日焼け止めを使用。
顔は念入りに塗っていたが、
ささっとしか塗らなかった足が、
赤と白のマダラになった。
SPF50の効果を初めて実感。
投稿者 mamiko : 16:21
2007年03月05日
アンドロイド
2月末にスキー旅行に行きました。
戦前からある赤倉観光ホテル。(1937年創立)
スキー場の真ん中に赤い屋根が映えます。
ホテルは温泉で湯の花系です。
暖冬の影響で、スキー場の積雪量は4月なみ。
雪はシャーベット状で、
所々地面の土が出ているところもあった。
旅行の1泊目、妙な夢をみた。
生まれて初めて、
自分が人間以外の者で登場した。
見た目は人間なのだけれども、
アンドロイドなのです。
そして人間と恋をしているという設定。
設定を把握した途端、
もう何者かにより抹殺されそうになっています。
不良品のアンドロイドなのか、
人間と恋をしちゃいけないのか…。
取り押さえられて、鼻に注射を刺された。
すると視界の下の方、3分の1くらいがグレーに。
大切な記憶が消されそうになって、
私は振り払い逃げようと暴れた。
本当に怖かった。
こんな夢を見たのは、
多分口内炎が3つも出来ていたせいだ。
そう、せっかくの懐石もフレンチも、
美味しかったがとても痛かった。
でもスキーしてるときだけは忘れて、
びゅんびゅん飛ばして滑ってきました。
(注:スキーを履くと人が変わります)
投稿者 mamiko : 19:33
2006年10月06日
クランベリージュース
(アイルランド旅行2日目夜)
アスローンのラディソン・サスホテルに到着。
ロビー横の公衆電話。
ツートンカラ−で曲線のデザインが面白い。
部屋は赤を基調にした落ち着くインテリア。
窓の外の街並。
すぐにホテルのレストランにて夕食。
私はクランベリージュースを注文。
この国はベリー類が豊富だからか、
ソフトドリンクには必ず
クランベリージュースがある。
赤くて綺麗で好みの味なので、
私は飛行機の中からよく飲んでいた。
チーズ入りサラダ
このサラダの後、
ウェイターが飲み物を運んできた。
夏休みのアルバイトっぽい若者。
背後に来てジュースを置こうとした、
その瞬間冷たいものが飛び込んで来た。
ウェイターの持つお盆が傾き、
バランスを失った瓶が倒れ、
クランベリージュースが私の背中と服の間に!
慌ててタオルを持って飛んでくるウェイトレス。
旅行前日に購入したばかりの服…。
すぐに洗えば落ちそうだと思った。
明日はまた違うホテルに朝出発だし、
クリーニングに出すのも返って面倒。
とりあえず急いで部屋に戻り着替えてくることに。
バスルームでささっと
チュニックブラウスとタンクトップを洗った。
大した事なかったとほっとした。
しかし、さて着替えようと思ったら困った事態に…
なんと、トランクが開かなーーーい!
海外では部屋を留守にするときは、
念のためトランクを閉めて出かけます。
しかし鍵を開けても開かない。
どうして???
さっさと脱いで洗ってしまったので、
悲しい事に上半身は裸です。
どうして開かないのかとトランクを観察。
なるほど、何か挟まっています。
トランク内の固定用のベルトが
ベロンと外側に垂れています。
そういえば食事前にトランクを閉めたとき、
なかなか閉まらなかったという記憶が…。
そのベルトがぎっちりと挟まってびくともしない。
半裸で半泣きになりながら、
ウンウン唸りトランクと格闘。
力一杯引っ張ると挟まっていない方だけ
ほんの少し隙間が開く程度で指も入らない。
汗と冷や汗の2種類の汗が滲み、
疲労困憊でゲッソリ。
時間はどんどん過ぎて行きます。
レストランではサラダが来たばかりだった。
焦るけれど、この格好では外に出られないし、
助けを呼べない。
レストランに電話したところで、
私の英語力では到底つながりそうもない。
そもそもレストランの名前も覚えていない。
母か添乗員さんが部屋に電話を
かけてきてくれないだろうか。
よっぽど時間が経たない限り、
それは期待できないだろうな…。
仕方なく周りを見渡すと、
なぜかペンケースは机に出してあった。
使える物は無いかと探り、
ペンでこじ開けるかとやってみたけれど、
無理。ペンの方が折れそう。
こうなったら最終手段です。
母から借りているトランクだけど、
緊急事態だもの。
と、私は小型のカッターを取り出し、
ベルトを引っ張りながら
ギリギリのところで切ってみた。
そしてもう一度力一杯トランクを開けてみた。
見事成功し、トランクは開いた。
しかしまあ、よくもこんな
ハプニングが重なったものです。
クランベリージュースをかけられた事よりも
トランクの開かなかった事の方が、
もう私の中では重大事件でした。
レストランに戻ると、
なかなか戻らない私を心配し、
添乗員さんはレストランの入口に居た。
席に戻ると同行の皆さんに
同情の目で迎えられる。
レストランの支配人がお詫びにくる。
ジュースをこぼしたウェイターもやって来て、
謝っている。
なんて言ってるかよくわからないけど、答える。
「のーぷろぶれむ。いっつおーけー!」
何とかそれらしき言葉が私の口から出て来た。
私も過去にレストランでアルバイト中、
同じ事やっとことあります。
あれはアイスコーヒー6人分だった。
細長い不安定なグラスで、
一つをテーブルに置こうとしたら、
お盆の重さが偏りバランスが崩れ、
テニス帰りのおばさま集団にドバーッと。
意外にも皆さんの食事はそんなに進んでおらず、
すぐに追いついてアイリッシュシチュー。
羊肉とジャガイモのシチューでなかなか美味。
母は羊肉が苦手で嫌だったみたいですが。
シチューにジャガイモが入っていますが、
これとはべつに茹でジャガイモが、
各テーブルにドサッと置かれた。
けれど、
日本人はそんなにたくさん食べません。
デザートは小さなシュークリームが
積んであり練乳とチョコがかかったもの。
中身もチョコクリームでかなり甘かった。
クランベリージュースは赤いけれど、
シミになるときは青紫色になる。
シャツは水色のムラ染めだったので、
まったく目立たず大丈夫だった。
トランクベルトを切った事で、
持ち主(母)ががっかりしているので、
裁縫セットを出して縫い合わせ、完璧に修復。
投稿者 mamiko : 01:30
2006年10月04日
曇りのち雨のち晴れのち雨のち曇り
気がつけば10月…秋ですね。
ひとつ大きな仕事を終えたので、
アイルランド旅行記を再開します。
書き終わる頃に冬になっていたらどうしよう…不安。
---
アイルランド旅行2日目。
一週間後にまたダブリンに戻ってくるので、
観光はせずバスに乗り出発。
雨がシトシト。
モナスターボイスで千年前から立ち続けている
ハイクロスがあるケルト十字のお墓を見学。
十字架の丸い部分は太陽信仰の名残らしい。
有名なハイクロスは6mくらいあり、
アダムとイブやキリスト誕生などの
ストーリーが彫刻されています。
しかし雨のお墓って淋しい。
この白いお墓は、
ハートやクローバーの彫刻で可愛い。
ハートには目も付いていた。
お花は切り花や花束ではなく、
植木鉢やアレンジメントが供えてある。
---
雨はやんだ。
ニューグランジ遺跡、
世界遺産の5500年前の古墳を観光。
ケルト人以前のアイルランドの先住民の墓。
古墳は渦巻き模様が刻まれた巨石に囲まれている。
周りは見晴らしの良い草原。
一年に一度冬至の日に
17分間だけ朝日が差し込む穴に入る。
(内部は撮影禁止)
古墳の前の芝生。
この国の人、こういうの好きみたいです。
芝生ににょきにょき石が刺さっていたり、
サークル状に石が並んでいたり。
道路のロータリーなんかもそうなっていた。
晴れた。
つやつやと光った健康的な牛たちが
小川の水を飲むのを橋の上から見る。
放し飼いらしい。
スレーンのレストランで昼食(Conyngham Arms)
ギネスビール。泡がとてもクリーミー。
撮影する前に一口飲んでしまった。
料理は撮影し忘れた。空腹のせい。
パン、スープ、スズキのカレーソース、ケーキ。
パンは美味しい。
スープはしょっぱくて、
魚と付け合わせの野菜は味が非常に薄い。
ここはイマイチでした。
またもや小雨が降り出す中、
タラの丘に来た。
ファロの石。
タラの王に相応しい人物が石に触れると、
雄叫びをあげるという。
丘の周りには羊羊羊…草を食む羊たち。
羊の糞を踏まないように歩くのに苦労。
観光名所でも羊の放牧。
雨に濡れた丘で添乗員さんが滑って尻モチ。
急な下り傾斜だったので、
そこには羊の糞が無かったのが不幸中の幸い。
宿泊地アスローンへ。(つづく)
投稿者 mamiko : 06:34
2006年09月17日
アイルランド旅行1-雲の上
ちょっとずつ旅行記をアップします。
(多忙に付き毎日は無理ですが)
ブリティッシュエアウェイ。
前の席の英国人若者が離陸から着陸まで、
リクライニングを目一杯倒していて、
狭いったら。
だんだん寒くなって、
座席にあった航空グッズの靴下を履いたら、
なかなか良かったので
そのまま履いてホテルまで。
しかし座席背もたれ上部の枕はジャマ。
親切そうに付いているけれど
長時間の前のめりで首が疲れる。
機内食に付いていた気になる物。
全長およそ9cmの船のオールみたいな形。
小さな楕円の穴があいている。
多分コーヒーなどをかき混ぜるのだと思うけど、
初めて見るデザイン。
(ロンドン上空より)
ロンドンのヒースロー空港で乗り換え。
乗り継ぎ荷物チェック。
テロ未遂事件の影響で、
目薬や歯磨きチューブさえ持ち込めない。
飲みかけのペットボトルなどをどんどん回収。
赤ちゃんのミルクなども
その場で「飲んでみろ」と言われるそうな。
アイルランドの首都ダブリンまで、
クローバー色の飛行機エアリンガスに乗る。
飛行機は1時間遅れで出発。
尾翼にアイルランドのシンボル、
三つ葉のクローバー(シャムロック)。
後ろの外人カップルは、
おしゃべりが盛り上がると席を蹴る。
どうもマナーの良くない外人さん多し。
飛行機の着陸のときはいつも耳が痛くなるので、
忘れず耳栓を持参したらかなり楽だった。
夜9時半ダブリンは小雨で日暮れどき。
10時半バーリントンホテルに到着。
時差分7時間長い一日目は移動でおしまい。
ヘトヘトで眠い。
投稿者 mamiko : 05:54
2006年08月30日
感動の再会
日曜日には無事帰国していたのですが、
結構ハードなツアーだったので、
疲れ気味で書く気力がなかったのでした。
10日間も留守にしていたので、
コゲに忘れられちゃうかもと思いました。
「猫は3日で恩を忘れる」なんて言いますから。
脳みそ小さいからなあ。
でもでも、大丈夫でした。
私を見るなり
「にゃにゃにゃ〜っ!にゃにゃっ!にゃあ〜っ!」
(ずっといなかったじゃないの〜!どこ行ってたのよ〜!)
と避難めいた大声の嵐。
可愛くて抱きしめてしまいました。
コゲは抱っこが嫌いな猫ですが、
いつもより少しだけ長くじっとしていました。
夕べ手首や腕になにやら鈍痛。
このところ版画の彫り作業もしていないし、
特に運動もしてないし。
よくよく考えて納得。
帰国した晩に空港から送ったトランクが届いて、
20Kgのトランクを2Fまで運んだのでした。
それにしても筋肉痛が出るのが
遅くなったなあ…。
元々いつも時差のある生活をしているので、
(昼頃起きて朝日を見てから寝る)
海外に行っても時差ぼけの心配は全くない。
ですがあちらに行っても、
日に日に就寝時間が遅くなっていくのは
どうしてだろう…?
最後の日は朝4時に眠りました。
やっぱり私は夜行性動物なのかもしれない。
ツアー中、毎朝6時台に起きていたので、
どんどん寝不足になるのでした。
長いバス移動で
足がむくみまくりの10日間でしたが、
よく食べ、よく歩き、よく観ました。
旅行の思い出はまた改めて書く予定です。
投稿者 mamiko : 20:27
2006年08月18日
旅に出ます
母に誘われてアイルランドへ。
夫と猫はお留守番。
実家では父と猫がお留守番。
「国際空港」
一週間前テロ未遂事件があった
ロンドンのヒースロー空港経由です。
空港のテロ警戒レベルは、
最高値から一つ下がった。
当初ダメと言われていた手荷物は、
ハンドバッグ(大きさ規定あり)と
携帯電話やカメラは持ち込みOKに。
でも、化粧品や目薬は一切持って入れません。
多少不便でも命にはかえられません。
しかし、飛行機と言えば乾燥。
肌が荒れたらアルカイダのせい。
(只今のアイルランドの知識)
ケルト文化、ゲール語、
エンヤ、クランベリーズ、
アラン編みセーター、マッシュポテト、
ギネスビール、アイリッシュウイスキー、
変わった形の十字架(ハイクロス)。
緑が多くて妖精が住んでいて、
不思議な岩がごろごろしている、
北海道くらいの大きさの国。
投稿者 mamiko : 02:07
2006年07月05日
リラックス食いしん坊旅行(軽井沢)2日目
朝は部屋風呂にてミントの葉を浮かべて入り、
ルームサービスでのんびり洋朝食。
ピッチャーの中に信州りんごジュース。
小さいパンが5種類、ジャムもいろいろ。
パンはたくさんあるなーと思ったのに、
これまた完食。
帰りはまず宿から送迎バスで軽井沢駅へ。
コインロッカーに荷物を預け身軽に。
タクシーで「ショー記念礼拝堂」まで行った。
チョコレートで出来たみたいな礼拝堂だった。
そこからブラブラ買い物しながら食べ歩き。
予定していた蕎麦屋は、
すでに蕎麦が売り切れのため終了。残念。
デリカテッセンでソーセージや
レバーペースト購入。
脇道を覗くとすぐ緑の林。
あまり可愛くない猫発見。
可愛くなくても数人にカメラを向けられ人気者。
H美さんはフランスベーカリーで、
ジョン・レノンが軽井沢滞在中
毎日買いに来たというフランスパン、
私はブランジェ浅野屋で五穀パンを購入。
街は平日でも観光客でにぎわっていました。
この辺で旧軽井沢の半分くらいまで歩いた。
ミカドコーヒーで休憩。
モカソフト珈琲ゼリーを食べた。
寺子屋本舗でぬれおかきの串焼き。
温かい焼きたてを店先で食べられる。
団子屋さんみたい。
セルフィユ軽井沢で、
ジャムを眺めつつクルミのお菓子購入。
どんどん歩いて旧軽井沢地帯が終わり。
酢重正之商店で、蕎麦味噌、
手作り田舎味噌、黒酢購入。
味噌や醤油、酢など味見ができます。
そして川上庵(蕎麦レストラン)で遅い昼ご飯。
しっかりした歯ごたえのざる蕎麦をクルミだれで。
新幹線の軽井沢駅まで1本道。
旧軽井沢を超えると急に街並は錆びれた感じ。
軽井沢本通りをひたすら歩き、
アトリエ・ド・フロマージュでチーズ数種を購入。
気がつけばお土産は全て食べ物という、
食いしん坊な2人なのでした。
2人とも見た目は小食そうな雰囲気です。
(自分で言うのもなんですが)
かなり歩いて足もジンジン。
軽井沢駅に着き、出発まで茜屋でコーヒー。
短いながらも充実した旅でした。
投稿者 mamiko : 22:41
2006年07月04日
リラックス食いしん坊旅行(軽井沢)1日目
友人のH美さんと軽井沢に行った。
思いついてから実行までなんと1週間で。
何かをこんなにも素早く実行できたことが
今まであっただろうか?!
と思ったが、私はH美さんの企画に乗って
新幹線の時間調べただけだった。
東京から軽井沢は1時間10分。
家から宿まで3時間くらいで行けました。
2人ともW杯の重要な試合は
なるべくLIVE時間に観たい人なので、
その日程を考慮して先週の木曜日に1泊だけ。
こんなときはフリーランスで良かったなと感じます。
寝坊と平日遊びがOKなところ。
そう書くと羨ましがられそうですが、
土日、祝日、深夜(徹夜頻繁)にも働き、
特に年末年始、GW、お盆休みは多忙度が大。
定収入はなく極貧なことあり。
ということでどうぞお許しください。
星のやという温泉付きの
落ち着いたおしゃれコテージに宿泊。
山路地の部屋に泊まりましたが、
水辺の部屋やメゾネットタイプもあり、
インテリアは全部違うらしいです。
部屋の他にも温泉は2カ所。
まず露天風呂付き温泉に入って、リラックス。
部屋に戻り宿からのおやつの麩饅頭をぱくぱく。
スパでボディオイルマッサージをうけて、
リラックス。自分が良い匂い。
低血圧に良いローズマリーオイルなどを
調合してもらった。
敷地内は雰囲気を壊さないため灯りが足元のみ。
日が暮れてからは懐中電灯を持って移動。
きっと晴れていたら星がたくさん見えそうですが、
残念ながら曇り。
夕飯は豪華な和風懐石料理を食べて…
途中からお腹いっぱいでしたが、
何もかも美味しくてデザートまで全て完食。
(レストランが暗いので写真は断念)
部屋への帰り道、ホタル1匹と遭遇。
懐中電灯を仲間と思ったのか、
しばらく私たちの周りを飛んでいました。
寝る前に光と闇の湯という温泉にも入った。
光の湯は広くて3方が曇りガラスの壁。
多分太陽光で明るいのでしょうが、
深夜に入ったので光の湯ではなかった。
闇の湯は光の湯から細い湯の通路を
迷路のように曲がって行った先にあった。
真っ暗な明かりなしの部屋(腰から下は湯)で、
湯の中に青い光が仕込んであります。
1人だとちょっと怖いような…。
現代美術作家ジェームズ・タレル氏の
インスタレーションみたい。
「Backsside of Moon」
暗闇の部屋に入りじっと待っていると、
徐々に視覚が慣れて青い光が見えてくる作品。
(長くなったのでつづく)
投稿者 mamiko : 18:55
2005年10月17日
休息
先週は2泊3日で友人と温泉旅行へ。
いつものことながら寝不足状態。
荷造りするところまでで精いっぱいで、
自分の体調の用意までできないのだ。
ロマンスカーに乗って旅の気分が盛り上がる。
小田原駅のデパートでスカートを衝動買いし、
まあまあ元気。
ヒルトン小田原リゾート&スパへ泊まる。
着いてからしばらくして温泉プールに行く。
ジャグジーやら寝湯やら打たせ湯やサウナの他、
ちゃんと25mプールもあり施設は豪華。
夕方くらいから私の身体は活性化するようで、
ガシガシ泳いだりした。
晩ご飯後にマッサージ60分。
お化粧のかなり濃いおばさんマッサージ師が、
「こりゃあ溜め込んじゃったねえ」と、
勢い良くがんがん揉んでくれた。
このおばさんは痩せているけれど、
とにかく力が強かった。
至福のひととき。
2日目は伊豆高原へ移動。
花吹雪という宿に泊まる。
ここは和風コテージ風で素敵。
「黒文字」という植物の
エッセンシャルオイル入りの温泉や
桧の温泉など、6つのお風呂がある。
部屋の外の雑木林にはリスがいる。
部屋から激写したリス
散歩したり美味しい和食料理を食べた後、
友人が持ってきたビーズ指輪キットに熱中。
結構難しく、説明書を見ながら3時間悪戦苦闘。
前日にマッサージでほぐしてもらった肩を
またしっかり固めた。
でも指輪が完成したので、心はスッキリ!
3日目にやっとお日様が出た。
海まで散歩して吊り橋を渡ったり、
ごつごつの岩場に降りたりした。
崖から海をのぞくと
「火曜サスペンス劇場」のテーマ曲が浮かんだ。
ここを降りた。
大きな岩と岩の間。
波の打ち寄せる岩に、シッタカ(貝)がたくさん。
近くの喫茶店は名物がソフトクリーム。
“あげパンソフト”という美味しいものを食べた。
温かいあげパンにシナモンシュガーがかかっていて、
切り込みに濃厚なソフトクリームが挟まっていた。
欲望を満たす味。
旅の道中でなんとなくちょこちょこ買い物して、
荷物は2倍くらいに重くなった。
帰った翌日はすっかり元通りの肩こりと、
岩場を上り下りしたからか足が筋肉痛に。
バンテリンをぬりまくり“休息”は終了した。
投稿者 mamiko : 20:28
2005年08月25日
夏休み
2泊3日で伊豆の土肥に行った。
寝不足のぼーっとした状態で出かけたら、
行きのロマンスカーで帽子を忘れた。
沼津港で船に乗ろうとした頃に気付いた。
帽子だけ土肥には行けず、
帰りまで沼津駅で待機。
日本に居ながら“時差ボケ”なのだ。
ここの海は防波堤があり波があまりない。
穏やかな海でゆっくり泳ぎ、
“氷レモン”を何年かぶりに食べた。
温泉に朝夕晩と一日3回ずつ入り、
海老や蟹やアワビを食べた。
水泳と温泉で痩せようと思ったのだけど、
食べきれないほど料理が出たので、
“勿体無い派”な私には無理だった。
夜は2晩とも花火大会。
1時間の間に海辺の3ヵ所から
どんどん打ち上げられる。
見物客と花火の打ち上げ場所が近く、
右、真ん中、左、忙しかった。
目の前の海に平行に上げるものもあって、
花火を下からだけでなく横からも見た。
このところ生活時間が、
8時間ぐらい普通の人とずれていたのが、
この旅行のおかげで少しまともになった。
投稿者 mamiko : 02:58
2004年09月17日
有明山
長野県松本へ一泊温泉旅行。
小澤征爾さんのコンサートを兼ねて。
この山は知っている。
頂上が平で富士山みたいな形。
この間絵本の挿絵仕事で、
背景に描いた山だから。
絵本はこの辺り、安曇野の民話だった。
投稿者 mamiko : 00:39
呼び止められた
旅先で立ち寄った美術館の庭。
枯れ木を利用したオブジェの横を通ると、
「チィッチィッチィッチィッ」
と何かの音がした。
音のした辺りに近付くがもう音がしない。
行こうとすると、
「チィッチィッチィッチィッ」
とまた音がした。
虫かな?と
枯れ木の穴を丹念に覗き込むと、
そこに親指ほどのカエル君。
苦手なカエルも、
このくらい小さければこわくない。
投稿者 mamiko : 00:36
2004年08月08日
ひつじ
鴨川旅行1日目。
マザー牧場に行った。
夏休みということもあり、
大勢の親子連れでにぎわっていた。
たくさんの種類の羊たちと
牧羊犬のショーを見る。
牧羊犬が並んだ羊たちの背中を走って渡った。
因幡の白兎が鰐鮫の背をわたるように。
しかしそんなことをされても
羊たちはとてもおとなしい。
中でも一番高い台の上にいた
メリノ羊の表情は、なんなのだろう?
遠いなにかを懐かしんでいるような。
うっとりとしたその瞳に何が映っているのか、
とても気になった。
投稿者 mamiko : 16:42
収穫
鴨川旅行2日目。
海辺に行く。
連日の徹夜や寝不足のせいか、
海風の中ウトウトする。
久しぶりに浜辺で
貝殻やガラス、小石などを拾う。
これらはコルク人形の材料になる。
投稿者 mamiko : 15:29
笑顔
鴨川旅行3日目。
友人から仕事が入り電話でやり取り。
「笑顔」についての特集ページの挿絵。
ニコニコ顔をたくさん描く楽しそうな仕事。
この日は鴨川シーワールドへ行った。
イルカ、シャチ、アシカ、ベルーガ(白イルカ)、
次々に動物たちのショーを見て回った。
彼らは1日に6回同じショーをこなす。
とても働き者だ。
そしてここの人気者、
笑うアシカの笑顔はすばらしかった。
投稿者 mamiko : 15:15
2004年03月16日
旅先の猫遭遇記
讃岐うどんの旅での猫遭遇は
金比羅お参り中だった。
私たち一行は階段785段を上り、
本宮と展望台のところまで行った。
途中の365段の階段を上り大門をくぐると、
「五人百姓」という白い傘を立てて営業している
5軒の飴屋さんがある。
飴屋なのになぜ百姓かという説明は、
どこにも書いていなかった。
そこで売られている“加美代飴”は
ほんのりゆず味のべっこう飴風で、
歩き疲れているところに試食すると
とても美味しい。
道の両側に3軒と2軒で屋台が向かい合っている。
しかし売っている飴は皆同じ“加美代飴”だ。
全く同じお土産用の箱入りの500円だ。
もし買おうと思ったら、
売っているおばさんで選ぶしかないのだ。
1軒だけすごく売れたりしたら、
他のおばさんたちにいじめられたりしないのか?
自分のお店だけ誰もお客が来なかったら、
落ち込んでしまったりしないのだろうか?
そういえば、延々と続く参道沿いのお土産屋さんも
みな同じような品揃えだった。
だいたいこの地域は、うどん屋ばっかりだし、
同じような物を並べるという変な癖がある。
そしてなぜかその内の1件だけに
猫が4匹ほど寄り添っていた。
飼っているワケではないらしい。
その店のおばさんが5軒中で一番の猫好きだと、
猫たちはわかっているのだ。
猫につられて人が集まってくる。
まさに招き猫だ。
私は猫の店ではなく、向かい側の
少し気の弱そうなおばさんの店で飴を買った。
投稿者 mamiko : 17:10
2004年03月15日
讃岐うどん店
巡回するうどん店は
雑誌の情報から目星をつけておいて、
計画通りにレンタカーでまわった。
レンタカーにはカーナビゲーションが付いていて、
店の電話や住所を打ち込めば、
だいたい迷わずに行けるから便利だ。
うどん店はいくらでもある。
香川県では信号の数より
うどん店の数の方が多いのだそうだ。
街中や駅前、国道沿いは勿論、
単線が走る田舎道、
川沿いの橋の横、なだらかな山道の途中、
田園風景の中の民家が
突然製麺所という店も珍しくない。
製麺所の場合はだいたいセルフサービスで、
お金の支払いも自己申告制。
安いところでは1杯100円だ。
お店の外観や内装にはお金をかけていないし、
それでも人が集まるから、
そんな値段でも儲かるのだろう。
どうしてこんなにうどんばかりが
この地域で抜きんでて発展したのだろう。
数軒ほどの店に「生蕎麦始めました」と
書いてあるところがあった。
蕎麦にも同じくらい力を注いでいるのだろうか?
失敗が恐くて蕎麦を注文できなかった。
今度行ったら一度くらい蕎麦を注文してみよう。
投稿者 mamiko : 17:08
2004年03月14日
猪熊弦一郎現代美術館
讃岐うどんを食べる旅には
夫と友人2人の4人で行った。
皆、絵を描いて仕事しているので、
讃岐うどん店をまわりながらも
随所でアート観賞。
猪熊弦一郎現代美術館に行くと
入口前に彫刻作品群。
建物の玄関前は天井が高く
なんとも可愛らしい大きな壁画。
はしゃぎながら写真を撮りまくり、
なかなか建物の中に入らなかった。
猪熊弦一郎の作品は存在感抜群。
投稿者 mamiko : 17:05
あんまりな風景
美術館内のカフェに行こうとしたら、
2階の中庭スペースに目がとまる。
元々は青空と壁と流れる水と彫刻との
計算された素敵な空間だっただろうに、
青空に大きなマンションがドーン。
「好評分譲中」の文字の大きいことったら。
皆でプンプン怒りながらお茶を飲んだ。
投稿者 mamiko : 17:03
2004年03月13日
金比羅参り
金比羅参道を登って行くと、
階段の両側はお土産店だ。
どのお土産店も似たような品揃え。
招き猫スマートタイプ
招き猫はどこにでもある。
多く見られた中でも
あまり見かけないスマートタイプ。
丸金の黄色お守り
金比羅宮付近は丸金マークだらけだった。
お土産のお菓子にも丸金マーク。
旗にも手拭いにも看板にも丸金、丸金。
金太郎の前掛けみたいだ。
そして金比羅なので金色ということだろう。
金色のイメージに近い黄色を
あちらこちらに使用している。
看板も幟も黄色い。
お守り売り場もこのように黄色い。
投稿者 mamiko : 16:58
2004年03月12日
讃岐うどんとアートの旅
讃岐うどんを食べに香川県に行って来た。
讃岐うどんの旅は2度目で手慣れたもの。
食とアートのスケジュールはこう。
1日目
バナナ1本、
うどん、うどん、うどん、うどん、
金比羅宮参拝(途中で丸山応挙の障壁画を見る)、
うどん、地元居酒屋で晩ご飯。
2日目
朝食バイキング、
うどん、うどん、うどん、うどん、
猪熊弦一郎美術館(カフェでケーキ)、うどん、
おしゃれ居酒屋で晩ご飯。
3日目
朝食バイキング、
うどん、うどん、カフェでお菓子、
イサムノグチ庭園美術館、
うどん、うどん。
3日間でうどん屋14軒制覇!
うどんは常に“小”を頼むのが鉄則。
朝食は軽めにとり晩ご飯はおつまみなどと
調節はしたものの、カフェでおやつもとり、
本当によく食べた。
1日目に金比羅山に登ったのが、
かなり良いカロリー消費になった。
筋肉痛にもしっかりなった。
こんなに食べたのに、
写真を見たらまた食べたくなるから不思議。
投稿者 mamiko : 16:55
真横パート2
旅先のカフェにて。
看板犬のフレンチブルドックさん。
真横ポーズ。
投稿者 mamiko : 16:52
2004年02月20日
端っこ旅
人も猫も端に寄るのが落ち着く。
電車の席は端からうまっていく。
でもあまり端っこばかりだと、
大変なときもある。
先日、両親とスキー旅行に行った。
新幹線の車両が1両目だった。
上野駅の長いホームを旅行カバンを持ち、
ほぼホーム一本分歩いて、
汗だくになってやっとその車両に着いた。
座席も端っこだった。
トイレに行く人、電話する人、車内販売、
途中の駅で乗ってくる人…。
自動ドアが開いたり閉まったり、
まったく落ち着かない。
ホテルに着くと、
チェックアウトのラッシュ時間だった。
何回も訪れているホテルなので、
鍵をもらって勝手に部屋を探す。
ところが…なかなか見つからない。
迷って迷ってやっとたどり着いた。
ロビーを通り抜けて奥の右側の入口に入り、
客室のある狭い廊下を通り抜け、
奥のエレベーターに乗る。
このエレベーターの矢印は斜め下になっている。
ドアが閉まると横に斜め下方向に動くエレベーター。
下ったのになぜか4Fという所に着く。
そしてついた先でさらにエレベーターに乗り、
2Fへ下りる。
そして長い長い廊下を最後まで歩いた、
一番端の部屋が私たちの部屋だった。
山の斜面に建て増したので、
こんなことになったのだろう。
スキーをするにも、食事するにも、温泉に行くにも、
売店に行くにもこれを往復する。
旅先ではつい食べてしまい体重が増えるが、
おかげで今回は太らなかった。
写真は2台目のエレベーターを
降りたところから見た廊下。
奥の人影は部屋に入ろうとする母。
投稿者 mamiko : 01:43