2007年12月06日
手近な紅葉狩り
すっかり寒くなりました。
窓からの景色もこんな感じ。
桜は黄色い葉っぱが残っています。
地面は色とりどり。
窓を開けるとムギも外を眺めに行きます。
投稿者 mamiko : 02:16
2007年11月25日
月が欲しい
「俺は月が欲しい」
とカリギュラは何度も言いました。
木曜日、3時間に及ぶ舞台「カリギュラ」を観た。
主演の小栗旬君の舞台は、
3年前の「偶然の音楽」からは欠かさず観ている。
映画もドラマも舞台もいっぱい出ているのに、
役によって別人のように風貌が変わるので、
なかなか認識してもらえなかったのではと思う。
今年は彼が大ブレイクのため、
本当にチケットがとれなかった。
仕方なくオークションで横のバルコニー席を
3倍の価格で入手。
小栗君は立っているだけでもかっこいいのですが、
独り言のような長台詞もなんのその、
暴君カリギュラはすごい迫力でした。
土曜日、私は「月」を手に入れた。
木工作家の垣本圭子さんの個展で見つけた
月のオブジェ「夜の光」。
木材を1〜2mmの厚さくらいまで彫ってあり、
金箔を貼った繊細で美しい7cmほどの月。
その朝、何気なく見た雑誌の星占いに、
「24日の満月から運気向上」とあった。
昨晩はその24日であり、満月だったのだ。
カリギュラの台詞も相まって、
もうこれは運命の出会いだと思った。
一夜明けて今日は三十代最後の誕生日…。
月(ツキ)も手に入れたことだし運気向上に期待。
投稿者 mamiko : 23:39
2007年11月23日
サボテンJ・Jフランス菓子の日
水曜日、世田谷文学館へ友人と行った。
京王線一本で行けるので、
いつもは使わない明大前駅へ歩いてみた。
久しぶりに巨大サボテン横を通る。
すぐ近所だけどあまり通らない道。
住宅の庭にずいぶん前からあるサボテン。
イソギンチャクみたいな形。
家の屋根の上まで伸びて立派です。
世田谷文学館では、植草甚一展。
いろんな才能がぎゅぎゅっと詰まった人。
あだ名はJ・J。
ちょっとしたメモや手紙にまで
コラージュが施してあって、
いつでも遊び心いっぱいのおじいさん。
70年代頃の甚一さんのファッションが
とっても可愛いのでした。
展示されていた愛用の腕時計に一目惚れ。
一緒に行ったパティシエAちゃんに、
そこからまたてくてく歩いた所にある
ケーキ屋さんLa Vieille Franceへ、
連れて行ってもらった。
私が食べたのは、
栗クリームをクレープ生地で巾着にしてあるお菓子。
Aちゃんが食べたのは、なんとも可愛い形で、
マジパンに包まれたショコラのお菓子。
Aちゃんのブログの11/22でも紹介。
投稿者 mamiko : 20:54
2007年11月04日
かっぱ橋トコトコ
パティシエのAちゃんが
調理器具を買いにかっぱ橋に行くというので、
連れて行ってもらった。
私はちょうど鍋が欲しかったのだ。
水曜日の昼下がり、
買い物前にまずは腹ごしらえ。
天国喫茶というホットケーキ屋さんへ。
店に入ると懐かしい占いマシーン発見!
星座のところに100円を入れてツマミを引くと、
カシャンと巻物が出てきた。
マシーン上部はルーレットになっていて、
反動で玉がでクルクル回って赤黒の枠に数字に入る。
出てきた巻物は星座占いではなくおみくじ。
ルーレット結果用の色と数字の占いもついている。
いろいろと合わせ技の占いになっていた。
Aちゃんは見事大吉で私は中吉。
占いはなかなか良い事が書いてあった。
でも健康運と金銭運が注意らしい。
これから飲み食いして買い物するというのに。
天国という焼き印付きのホットケーキと
笑顔みたいなソーセージの皿のセット。
お菓子の調理器具屋さんでAちゃんは、
モンブランのニョロニョロをしぼる道具を購入。
お菓子の道具は面白い。
子供用の粘土の道具とそっくりなものや、
油絵のヘラみたいなのもあって画材売り場みたい。
それにしてもかっぱ橋は安い。
欲しかったストウブの両手鍋は、
30パーセントオフで買えてほくほく。
置いてあるだけで可愛い真っ赤な鍋。
とても重たいのですが、
蓋の裏にはブツブツ突起がついていて、
吹きこぼれず蒸し煮ができます。
一通り買い物が済んで、
前から行きたかったペリカン(パン工場店)で、
角食パン購入した。
店員の男の子が恐ろしく元気がなくて、
死にそうな声で接客するので、
Aちゃんと私はとても心配になった。
たくさん歩き回ったので栄養補給して帰った。
梅園で梅園みつまめ。
白玉、甘梅、キウイの下に寒天たっぷり。
浅草かっぱ橋土産
食パンは期待通り美味しかった。
そしてペリカンの紙袋が可愛い。
後に立ち寄った亀十の袋も可愛い。
亀十のどら焼きは大きくてフワフワ。
だけどそれは有名みたいなので、
一緒に買った「松風」というお菓子の写真です。
黒糖入りの生地にあんこが包まれ、
これもとても美味でした。
投稿者 mamiko : 04:20
2007年10月11日
恐るべし楽しいコメダ
先週ハルミンさんの個展に友人たちと行きました。
素敵な個展空間をじっくり楽しんだ後、
川沿いを歩き近くのお寿司屋さんへ。
川の近くで綺麗な水色の鳥を見かけて、
ハルミンさんと幸せの青い鳥だーとはしゃぎつつ…
早めの夕飯をぺろっと平らげて、
そこからまたすぐ近くのコメダ珈琲店に行った。
コメダ珈琲店は名古屋発祥のチェーン店。
東京には4軒あり、鶴川にその一軒があるのです。
ご実家が三重のハルミンさんはよくご存知。
美味しいのかと訊いたら、
「う〜ん…美味しいっていうか…」と口ごもる。
前々から面白いと噂に聞いていたので、
ぜひ行ってみたいと思っていた。
人気メニュー「シロノワール」とは、
デニッシュの上にソフトクリームが乗っかり、
そこにメープルシロップをかけるという
とても甘そーな食べ物。
もう一度言います。
私たちはお寿司を一人前食べたばかり。
しかもその前に個展会場でケーキもいただたのでした。
けれどもハルミンさんとパティシエのAちゃんと私は、
「まだまだ食べれるねー」と余裕の笑み。
そうです、私たちは食いしん坊。
コメダ珈琲店は、ちかちかライトがついていて、
大きな駐車場もあり、ファミリーレストラン風。
しかしお寿司屋さんからわずか2分。
メニューを見ているうちに、
なんだかお腹がいっぱいな気が…(当たり前)。
私はシロノワールのミニにしました。
しかしどう見てもこのデニッシュは、
一般的なデニッシュのサイズです。
シロノワール、シロノワールミニ、プリン。
どれもたっぷりとソフトクリームが乗っていて、
想像より2割り増しサイズです。
アイス・ド・カフェ アレキサンダーという、
ちょっと偉そうな名前の飲み物にしてみた。
(アルコール入り)
ガムシロップ抜き!と言い忘れ、慌てて言いに行きました。
言わないと甘いもの攻撃で倒れそう。
やはりグラスが思っていたより大きく、
生クリームもてんこ盛りです。
Aちゃんが注文したのコーヒーシェイク。
なぜかピーナツバターみたいな蓋付きの瓶入りで、
席で蓋を開けてストローをさします。
これもメニュー写真で想像していた物の、
倍くらいあります。
自然と最近テレビで見た大食い選手権の話や、
大食いの人の胃の話題に…。
ところがしばらくすると、3人とも食べるのがストップ。
口数も少なくなってきました。
私ときたらなにか胃がモヤモヤと重く…
ポーチから胃薬を取り出し飲む始末。
消化が間に合わなかったようです。
長居しているとウェイトレスさんが
水を注ぎ足してくれます。
グラスの口ギリギリまでたっぷりと。
なにもかも多めの店です。
結局3人とも完食できず。
2人とは今まで何十回も食事しましたが、
2人とも食べ物を残しているのを
見た事がありません(多分)。
「悔しい、なんか負けたって感じ!」
と言い合いながらも、楽しいひと時でした。
投稿者 mamiko : 00:17
2007年09月25日
秋祭り
今年の十五夜は今日だそうな。
仲秋の名月で綺麗ですが、満月は明後日。
デジカメの中に忘れていた写真。
(9月初めのサッカー日本代表戦)
中村俊輔選手のPKをキャッチしようとする
ゴールキーパームギ。
日曜日、
近所まで来た御神輿を少し眺めてから、
菅原神社のお祭りに妹と行く。
射的ではDSゲーム機が並べられ、
ヨーヨー釣りはニモ釣りに。
(ニモ=ディズニーキャラクター)
金魚もスーパーボールも見当たらず、
チョコバナナ屋とか唐揚げ屋とか、
チャプチェ屋が登場している。
少しずついろんなことが違ってきている。
結局お腹がすいて食い気に走る。
すごく美味しいたこ焼きを食べた。
歌謡曲に乗った日本舞踊が始まり、
大音量を避けて隅っこへ。
風情の残るソース煎餅の店でパチンコ玉を弾き、
妹は13枚、私は12枚当て、
2人とも真っ赤な梅ソースを頼む。
あんず飴屋では2人とも真っ赤なすもも飴を取る。
変なところが似ているものです。
お好み焼きを買って帰ったが、
劇的に不味かった。
どうしたらこんなに不味くできるのか。
もう一皿美味しいたこ焼きを買えば良かった。
投稿者 mamiko : 20:51
2007年08月28日
長ーい茄子
徒歩圏内にあるスーパーマーケットのうち、
最も品物の充実したオオゼキ(本店)は、
やっぱりさすがです。
見た事もない茄子を見つけた。
太さは普通ですが、とにかく長い。
普通の茄子の3本分くらいはある。
2本で150円。
晩ご飯は、蒸し茄子と冷やし梅干うどんに。
甘い胡桃味噌を作って乗せてみた。
味噌は友人のお母さん作(超美味!)。
梅干は自家製。
しかし茄子を輪切りにしてしまうと、
長い茄子だとわからないのがちょっと悔しい。
投稿者 mamiko : 02:22
2007年08月19日
金曜日の浮遊
何年か前、一人で銀座の古い映画館に行った。
少しエッチなシーンで隣の席の男の人が、
私の足に手を乗せた。
すぐにその手を思い切り振り払い、
席を立って移動した。
あまりに頭にきたせいで、
その映画のタイトルも内容もまるで憶えていない。
数年ぶりに一人で映画を観た。
新しい映画館の椅子はフカフカで、
画面に対して傾斜の角度もいい感じ。
映画が面白かったし、
声をあげて笑ったおかげで、トラウマも解消。
水槽のフィルターととても軽いスカートを買い、
ロールケーキを食べ珈琲を飲んだ。
なんとなくすぐ帰るのがもったいなくて、
夜まで何時間も渋谷の街を彷徨い続けた。
足に靴擦れの水ぶくれができた。
(映画は「キサラギ」を観ました)
お留守番が長びくと猫たちは、
帰宅時にニャアニャア文句を言う。
投稿者 mamiko : 00:56
2007年04月03日
Ashes and Snow
3月の暖かい日、
ハルミンさんとお台場に設置されている。
ノマディック美術館に行った。
グレゴリー・コルベール写真展Ashes and Snow
を観てきた。
暖かい春の日差しの中、
近隣には菜の花がたくさん咲いて、
陽射しできらきらゆれていた。
ノマディック美術館は、
この写真展のために立てられた移動美術館です。
(移動サーカスみたいな感じ)
外観はカラフルなコンテナがたくさん積んであり、
中は黒い大きなテントのようだった。
薄暗い中にセピア色の写真が浮かぶように並んで、
通路を造っていた。
ゾウ、クジラ、チーター、ワシ、チンパンジー…
動物と人との以心伝心な写真です。
本を開く少年とひざまづく大きなゾウ。
白い布をまとって踊る女性と大きなワシ。
ハルミンさんと私はゾウの大きさに驚いたり、
人と動物の距離に驚いたりしながら進んだ。
奥にはゆったりスローモーションの映像。
スクリーン前の不揃いな大きさの円柱に腰掛け、
チンパンジーと女の人の
濃密な恋人のような時間を眺めた。
頭の上にミーアキャットを乗せている少女。
映像にワニも出てきたが、
ワニはさすがに人と以心伝心してなかった。
あれは近付いたら食い殺される、きっと。
クジラと一緒に泳ぐ水中ダンサーは、
クジラより息継ぎしないで水中にいた。
砂漠で寄り添うチーターと裸の少年やおばあさん。
眠っている少年をまたいでいくチーター。
私はこのチーターたちに釘付けになった。
十代の頃、
私はライオンと暮らしたいと思っていた。
ライオンのお腹を枕にして眠りたかった。
強くて大きな百獣の王。
動物園でもライオンの檻の前に長く居たりしてみた。
しかしライオンはぐうたらと寝てばかりで、
私の気持ちも次第に冷めた。
今回の展覧会を観て、
忘れていたそんな思いが蘇った。
ライオンからチーターに心変わりして。
しなやかな身体に美しい水玉模様の毛並み。
黒いまつげにしっかりした鼻筋。
頬には特徴であるデビルマンのようなライン。
黄金の瞳で遠くをじっと眺めている。
悠然と歩いてきて、私の横に座る。
長い長いしっぽが私の足に巻き付いて、
ほんのり体温が伝わる。
チーターと私は対等なのだ。
そしてとても信頼しあっている。
いいなあ…。
投稿者 mamiko : 18:31
2007年03月16日
うさぢのはこ
祖父母の家をかたづけていたら、
「うさぢのはこ」というものを発見。
いや、正確には
「うさぎのはこ」と書きたかったのに、
「ぎ」が鏡文字になってしまって「うさぢ」。
色鉛筆で絵も描いてあります。
もしかしたらこれが、
私の人生初の静物描写かもしれません。
箱の中には繭玉で出来た大小のうさぎ。
旅先の民芸店で買ってもらった記憶があります。
多分4才くらいのときの私の宝物。
うさぢたち
今見ても可愛いです。
投稿者 mamiko : 13:20